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企業法務系資格の受験順

ビジネス実務法務検定3級と個人情報保護士はどちらを先に受けるか(試験方式・出題範囲・受験料・合格率)

ビジネス実務法務検定3級は業務上知っておくべき基礎的な法律知識を、個人情報保護士は個人情報保護法・マイナンバー法と情報セキュリティを問う民間資格です。出題範囲は大きく重ならないため、受験順は「いまの業務でどちらの知識が先に要るか」で決められます。公式情報をもとに判断材料を整理します(確認日:2026年10月10日)。

試験方式と受験料の違い

ビジネス実務法務検定3級

実施は東京商工会議所。自宅のパソコンで受ける IBT 方式と、全国のテストセンターで受ける CBT 方式があり、所定の試験期間内から受験日時を選べます。多肢選択式・90分で、受験料は5,500円(CBT 方式は別にテストセンター利用料2,200円)。2026年度の第60回は申込が9月16日〜9月29日、試験期間が10月22日〜11月9日です。

個人情報保護士

実施は一般財団法人 全日本情報学習振興協会。第85回は2026年12月13日(日)で、申込締切は2026年10月29日です。課題Iと課題IIが各50問、合計100問を150分で解きます。受験料は一般11,000円(税込)、学割8,800円(税込)。公開会場のほか、CBT 受験は別に1,500円がかかります。

合格基準と合格率の違い

ビジネス実務法務検定3級(第59回 56.9%)

100点満点中70点以上で合格です。2026年度の第59回は実受験者9,840人、合格者5,602人で合格率56.9%でした。2025年度の第57回は57.6%、第58回は38.3%で、実施回によって差があります。

個人情報保護士

課題I・課題IIの各課題で正答率70%以上が基準です。協会は合格率を公表ページに載せていないため、本サイトでも合格率は示しません。

出題範囲の重なり

個人情報保護士の課題Iは個人情報保護法とマイナンバー法、課題IIは脅威と対策、組織的・人的セキュリティ、オフィスセキュリティ、情報システムセキュリティです。ビジネス実務法務検定3級は、東京商工会議所が「3級公式テキストの基礎知識と、それを理解した上での応用力」を問うと案内する試験で、本サイトが3級の問題として収録している法分野は民法・会社法・消費者関連法・労働法です。法分野の重なりは小さく、片方の学習がもう片方の直接の準備になる関係ではありません。

どちらを先に受けるかの目安

ビジネス実務法務検定3級を先に受ける人

法律を初めて学ぶ人や、契約・会社・労働の基礎をひととおり押さえたい人。東京商工会議所は3級を「ビジネスパーソンとして最低限知っているべき法律実務基礎知識」を想定した級と案内しています。試験期間が長く受験日時を選べるので、仕事の都合に合わせて日程を組めます。

個人情報保護士を先に受ける人

顧客データや従業員の個人情報、マイナンバーを扱う部署にいて、個人情報保護法と安全管理の知識がすぐ必要な人。試験日は回ごとに決まっているため、締切(第85回は2026年10月29日)から逆算して準備します。

出題範囲が重ならないので、受験順による有利不利は大きくありません。受験日の取りやすさでは、受験期間の長いビジネス実務法務検定3級が組みやすい試験です。3級の次の級との比較は、ビジネス実務法務検定2級と個人情報保護士の比較にまとめています。

よくある質問

  • 個人情報保護士を受ける前に、ビジネス実務法務検定3級に合格している必要はありますか?
    必要ありません。東京商工会議所は、ビジネス実務法務検定に学歴・年齢・性別・国籍による制限はなく、2級からの受験や2・3級の併願受験も可能と案内しています。個人情報保護士のほうは、協会の案内ページで受験資格の記載を確認できなかったため、申込前に協会の最新の案内で確認してください。
  • 2つの試験は、出題範囲が重なりますか?
    大きくは重なりません。個人情報保護士は個人情報保護法、マイナンバー法、情報セキュリティの3本柱で、課題IとIIに分かれます。ビジネス実務法務検定3級は3級公式テキストの基礎知識を問う試験で、本サイトが3級の問題として収録している法分野は民法・会社法・消費者関連法・労働法です。個人情報保護法が3級に含まれるかどうかは、東京商工会議所の試験要項では確認できませんでした。
  • 合格の基準は、どちらが厳しいですか?
    基準の形が違います。ビジネス実務法務検定3級は100点満点中70点以上で合格です。個人情報保護士は課題I・課題IIのそれぞれで正答率70%以上が基準で、片方だけ高くても合格できません。ただし協会は、問題の難易度により調整し、正答率70%以下でも合格とする場合があると案内しています。

出典