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資格の選び方

法律系・実務系資格の選び方

どの資格から始めるか迷う人向けに、目的別の選び方、出題分野、公式合格率、本サイトの収録問題数をまとめました。難易度の見方は公式格付けではなく、公開されている合格率と出題範囲をもとにした学習上の目安です。

目的別に選ぶ

企業法務・コンプライアンス系資格

契約書のリーガルチェック、会社法・株主総会などのガバナンス実務、消費者対応、個人情報保護法・マイナンバー法対応など、企業活動の現場で使う法律知識を学べる資格群です。

不動産・管理系資格

宅建、賃貸管理、マンション管理、表示登記など、不動産取引・管理・登記に関わる資格群です。

知的財産系資格

特許、商標、著作権、意匠、不正競争防止法など、知財の保護と活用を学ぶ資格群です。

労務・行政・民事手続系資格

行政法、労働社会保険、登記、民事手続、安全衛生など、士業系や管理実務につながる資格群です。

金融・貿易・海事・生活設計系資格

貸金業法に基づく貸金実務、FP技能検定の相続・保険・タックス・年金の生活設計、税理士試験の税法、通関士の輸出入通関、海事代理士の船舶・船員関連手続など、法律・税務知識を金融・貿易・海事の具体的な実務に結びつける資格群です。

迷ったらこの順番

  1. 仕事や目的に近い分野を選ぶ企業法務ならビジネス実務法務、個人情報なら個人情報保護士、不動産なら宅建、知財なら知的財産管理技能検定から始めると、学習内容を使う場面が見えやすくなります。
  2. 入門級から始め、隣接資格へ広げるいきなり難関資格に進むより、ビジネス実務法務3級、知的財産管理技能検定3級、第一種衛生管理者のように範囲の輪郭をつかみやすい資格から始めると、周辺資格へ広げやすくなります。
  3. 問題演習で相性を確認する同じ法律系でも、条文暗記が中心の資格、事例判断が多い資格、実務手続が多い資格では相性が違います。各資格トップから無料問題を数問解き、読みやすさと興味の続きやすさを確認してください。

最初の一資格を決める

受験資格の制限がない資格は、学習を始めるハードルが低い入口です。ここでは公式合格率の目安だけでなく、最初に解ける章まで並べます。

資格目安主な分野最初に解く章無料問題
ビジネス実務法務検定3級標準民法・会社法・労働法2企業取引の法務問題を解く
ビジネス実務法務検定2級やや難しい民法・会社法・景品表示法1企業取引・契約にかかわる法務問題を解く
知的財産管理技能検定3級比較的取り組みやすい特許法・著作権法・意匠法4著作権法問題を解く
個人情報保護士標準個人情報保護法・マイナンバー法・安全管理措置6マイナンバー法(番号利用法)問題を解く
宅地建物取引士難しい民法・宅地建物取引業法・建築基準法2権利関係問題を解く

法律トピックから選ぶ

資格名で迷う場合は、先に学びたい法律分野から探す方法もあります。複数資格で共通して問われる分野は、横断して確認すると知識を使い回しやすくなります。

よく比較される資格

ビジネス実務法務検定2級と3級の違い

初めて企業法務を学ぶなら3級、契約実務や管理部門で使う知識を厚くしたいなら2級から比較検討します。

知的財産管理技能検定2級と3級の違い

知財を初めて学ぶなら3級、実務で知財を扱う前提があるなら2級の出題範囲も確認します。

宅建と賃貸不動産経営管理士の違い

売買・仲介を含む不動産取引なら宅建、賃貸管理の実務に寄せるなら賃貸不動産経営管理士を比較します。

宅建とマンション管理士・管理業務主任者の違い

不動産取引の入口なら宅建、マンション管理や管理組合運営に関わるならマンション管理系を比較します。

行政書士と司法書士の違い

許認可や行政手続に関心があるなら行政書士、登記や民事手続に関心があるなら司法書士を比較します。

行政書士と社会保険労務士の違い

行政手続や許認可なら行政書士、人事労務・社会保険なら社会保険労務士を比較します。

FP技能検定と貸金業務取扱主任者の違い

家計相談や生活設計を広く学ぶならFP、貸金業務や金融コンプライアンスに寄せるなら貸金業務取扱主任者を比較します。

ビジネス実務法務検定と個人情報保護士の違い

企業法務を広く学ぶならビジネス実務法務検定、個人情報保護やセキュリティ実務に寄せるなら個人情報保護士を比較します。

海事代理士と通関士の違い

船舶登録、海技免許、船員・海上運送の手続に関わるなら海事代理士、輸出入通関や関税実務に寄せるなら通関士を比較します。

資格別の比較表

合格率は公式情報がある資格のみ表示しています。収録問題数と分野は本サイトの掲載データに基づくため、公式の出題比率とは異なる場合があります。

資格主な分野形式・時間公式合格率目安収録
ビジネス実務法務検定3級民法・会社法・労働法多肢選択式・90分47.6%標準8章・265
ビジネス実務法務検定2級民法・会社法・景品表示法多肢選択式・90分39.8%やや難しい16章・466
知的財産管理技能検定3級特許法・著作権法・意匠法マークシート方式 3肢択一式・30問・45分65.5%比較的取り組みやすい17章・345
知的財産管理技能検定2級特許法・著作権法・商標法マークシート方式 4肢択一式・40問・60分45.0%標準18章・338
個人情報保護士個人情報保護法・マイナンバー法・安全管理措置マークシート方式・課題I/II計100問・150分41.5%標準23章・397
宅地建物取引士民法・宅地建物取引業法・建築基準法四肢択一式・50問・2時間18.7%難しい87章・1433
賃貸不動産経営管理士民法・借地借家法・賃貸住宅管理業法四肢択一式・50問・120分29.5%やや難しい33章・558
マンション管理士・管理業務主任者民法・区分所有法・長期修繕計画作成ガイドライン四肢択一式・50問・2時間11.0%難しい39章・656
行政書士民法・行政手続法・会社法択一式・記述式(3時間)14.54%難しい23章・419
社会保険労務士労働基準法・労働安全衛生法・労災保険法選択式・択一式(マークシート)5.5%難しい36章・628
司法書士商業登記法・民法・不動産登記法択一式70問+記述式2問(筆記)5.2%難しい22章・447
貸金業務取扱主任者民法・貸金業法・犯罪による収益の移転防止に関する法律4肢択一式・50問(2時間)32.5%やや難しい34章・572
通関士関税法・外為法・通関業法マークシート方式・3科目15.1%難しい23章・403
ファイナンシャル・プランナー(FP技能検定)民法・確定拠出年金法・相続税法多肢選択式・学科60問(CBT)未掲載公式合格率データなし25章・429
第一種衛生管理者労働安全衛生法・労働基準法・有害業務関係の規則五肢択一式・44問・3時間46.3%標準35章・526
弁理士特許法・商標法・意匠法短答式は五肢択一・60問6.0%難しい26章・399
土地家屋調査士民法・不動産登記法・土地家屋調査士法午後の部は五肢択一・20問+記述2問10.1%難しい27章・409
海事代理士民法・船員法・港則法筆記試験+口述試験。筆記は科目数が多い51.9%標準33章・495
税理士地方税法・法人税法・国税通則法公式情報を個別ページで確認未掲載公式合格率データなし26章・411
ビジネス会計検定3級会社計算規則・財務分析指標・財務諸表等規則マークシート方式・2時間67.2%比較的取り組みやすい5章・260
ビジネス実務マナー検定3級職場倫理・コンプライアンス・情報セキュリティ対策・電話応対マナーマークシート方式と記述問題の組み合わせ・120分71.5%比較的取り組みやすい5章・260

※合格率は各資格の主催団体が公表する公式値です。掲載年度は資格ごとに異なり、実施回により変動します。各資格の年度・出典(発表資料)は、それぞれの勉強法ページに掲載しています。

よくある質問

  • 法律系資格はどれから始めればよいですか?
    まず仕事や目的に近い分野を選び、受験資格の制限がない資格の無料問題を数問解いて相性を確認します。資格名の知名度より、問題文が読めるか、学ぶ場面が想像できるかを優先してください。 無料問題一覧を見る
  • 合格率が高い資格から選べばよいですか?
    合格率だけでは決めない方がよいです。受験者層、試験範囲、過去問公開状況、実務経験の有無で体感難易度は変わります。このガイドでは公式合格率と収録問題数、最初に解く章を合わせて確認できます。 難易度・合格率を見る
  • このサイトではどこまで無料で確認できますか?
    全21資格・10116問を登録不要で確認できます。資格トップ、章別対策、法律トピック、比較ページから、目的に近い入口を選べます。

このガイドの使い方

まず目的別の候補を2〜3個に絞り、それぞれの資格トップで出題分野の内訳と無料問題を確認してください。過去問が公開されている資格は公式過去問で形式を確認し、過去問が公開されていない資格は、章別問題で出題範囲を広く押さえるのが現実的です。

本サイトの問題は公式過去問ではありません。各資格の出題範囲に沿って作成したオリジナル問題で、根拠条文・公式資料との照合を通して、選択肢ごとの正誤理由を確認できるようにしています。

教材を選ぶ

受験する資格の参考書を比較

資格が決まっている人向けに、公式教材と市販の定番書を資格別にまとめています。