法律分野別
民法を学べる資格と無料問題
契約、代理、物権、債権、相続など、法律系・不動産系・金融系資格で横断的に問われる基本法です。法律系資格の土台を作りたい人、宅建・行政書士・司法書士・FPなどで民法を復習したい人向けです。
民法を学べる資格
本サイトでは、10資格・合計576問の民法関連問題を確認できます。数値は本サイト収録問題ベースであり、公式の出題比率ではありません。
| 資格 | 関連問題 | 関連章 | 主な論点 | 演習 |
|---|---|---|---|---|
| ビジネス実務法務検定2級 | 156問 | 第1章・第2章・第9章・第10章・第12章 | 催告によらない解除・危険負担・委任の解除・物権変動と即時取得・留置権・質権 | 章別対策 |
| ビジネス実務法務検定3級 | 118問 | 第1章・第2章・第3章・第5章・第8章 | 制限行為能力者・意思表示の錯誤・制限行為能力者の相手方の催告権・意思表示・代理・意思表示の効力発生時期 | 章別対策 |
| 海事代理士 | 60問 | 第18章・第19章・第20章・第21章 | 権利能力・成年・未成年者の法律行為・物権の創設・物権の設定及び移転・不動産物権変動の対抗要件 | 章別対策 |
| 宅地建物取引士 | 59問 | 第2章・第7章 | 借地権の存続期間・借地権の対抗力・借地の強行規定・建物買取請求権・意思能力・意思表示の効力発生時期・心裡留保 | 章別対策 |
| 土地家屋調査士 | 45問 | 第3章・第6章・第7章 | 隣地の使用・公道に至るための通行権・通行権の償金と分割によって生じた袋地の無償通行・主物及び従物・物権の創設・即時取得 | 章別対策 |
| 賃貸不動産経営管理士 | 40問 | 第3章 | 建物賃貸借の法定更新と解約の申入れ・更新拒絶・解約の正当事由・建物賃貸借の対抗力と期間 | 章別対策 |
| 貸金業務取扱主任者 | 38問 | 第3章 | 保証契約の書面性と保証人の責任・債権譲渡の対抗要件と連帯保証・債権の消滅時効 | 章別対策 |
| 行政書士 | 25問 | 第8章 | 制限行為能力者・意思表示の錯誤・共有物の変更・管理・分割 | 章別対策 |
| ファイナンシャル・プランナー(FP技能検定) | 24問 | 第1章 | 相続人の範囲・相続の順位・法定相続分 | 章別対策 |
| 司法書士 | 11問 | 第4章 | 供託所と供託官・供託金の利息と還付請求・供託物の取戻しと受取人指定の無効 | 章別対策 |
学習の進め方
- 資格ごとの位置づけを確認する同じ民法でも、資格によって問われる深さや実務場面が違います。まず資格トップで出題範囲を確認します。
- 関連章をまとめて解く関連章を続けて解くと、同じ制度が別の角度から問われるため、取り違えに気づきやすくなります。
- 根拠条文と誤りの理由を確認する正解番号だけでなく、どの要件・主体・期間が違うのかを確認します。
どの資格でどう問われるか
| 資格 | 民法の位置づけ | 先に解く章 |
|---|---|---|
| ビジネス実務法務検定2級 | 156問を収録。主な論点は催告によらない解除・危険負担・委任の解除・物権変動と即時取得・留置権・質権です。 | 第1章 企業取引・契約にかかわる法務 |
| ビジネス実務法務検定3級 | 118問を収録。主な論点は制限行為能力者・意思表示の錯誤・制限行為能力者の相手方の催告権・意思表示・代理・意思表示の効力発生時期です。 | 第1章 ビジネス実務法務の法体系 |
| 海事代理士 | 60問を収録。主な論点は権利能力・成年・未成年者の法律行為・物権の創設・物権の設定及び移転・不動産物権変動の対抗要件です。 | 第18章 民法(総則) |
| 宅地建物取引士 | 59問を収録。主な論点は借地権の存続期間・借地権の対抗力・借地の強行規定・建物買取請求権・意思能力・意思表示の効力発生時期・心裡留保です。 | 第2章 権利関係 |
| 土地家屋調査士 | 45問を収録。主な論点は隣地の使用・公道に至るための通行権・通行権の償金と分割によって生じた袋地の無償通行・主物及び従物・物権の創設・即時取得です。 | 第3章 民法(不動産・相隣関係) |
| 賃貸不動産経営管理士 | 40問を収録。主な論点は建物賃貸借の法定更新と解約の申入れ・更新拒絶・解約の正当事由・建物賃貸借の対抗力と期間です。 | 第3章 賃貸借契約(借地借家法・民法) |
| 貸金業務取扱主任者 | 38問を収録。主な論点は保証契約の書面性と保証人の責任・債権譲渡の対抗要件と連帯保証・債権の消滅時効です。 | 第3章 民法(貸金関係) |
| 行政書士 | 25問を収録。主な論点は制限行為能力者・意思表示の錯誤・共有物の変更・管理・分割です。 | 第8章 民法 |
関連問題が多い章
民法をまとめて確認したい場合は、関連問題数が多い章から解くと効率的です。章ごとの件数は本サイト収録問題ベースです。
第1章 企業取引・契約にかかわる法務
ビジネス実務法務検定2級の民法関連章です。88問を収録し、催告によらない解除・危険負担・委任の解除・催告による解除を確認できます。
第2章 権利関係
宅地建物取引士の民法関連章です。68問を収録し、借地権の存続期間・借地権の対抗力・借地の強行規定・建物買取請求権・定期借地権を確認できます。
第3章 賃貸借契約(借地借家法・民法)
賃貸不動産経営管理士の民法関連章です。53問を収録し、建物賃貸借の法定更新と解約の申入れ・更新拒絶・解約の正当事由・建物賃貸借の対抗力と期間・借賃増減請求権を確認できます。
第3章 民法(貸金関係)
貸金業務取扱主任者の民法関連章です。38問を収録し、保証契約の書面性と保証人の責任・債権譲渡の対抗要件と連帯保証・債権の消滅時効・弁済の充当と相殺の要件を確認できます。
第1章 ビジネス実務法務の法体系
ビジネス実務法務検定3級の民法関連章です。26問を収録し、制限行為能力者・意思表示の錯誤・制限行為能力者の相手方の催告権・制限行為能力者の詐術を確認できます。
第9章 債権の担保
ビジネス実務法務検定2級の民法関連章です。25問を収録し、委託を受けた保証人の求償権・保証契約の成立・連帯保証・抵当権を確認できます。
第2章 企業取引の法務
ビジネス実務法務検定3級の民法関連章です。24問を収録し、意思表示・代理・意思表示の効力発生時期・同時履行の抗弁権を確認できます。
第5章 債権の管理と回収
ビジネス実務法務検定3級の民法関連章です。24問を収録し、債権譲渡の対抗要件・相殺の要件・保証債務の範囲・保証契約の成立を確認できます。
民法の横断復習ルート
法律名から復習する場合は、1資格だけで終わらせず、関連問題が多い章を順に見ると理解がつながります。以下は本サイト収録問題ベースの復習順です。
| 順序 | 資格・章 | 確認する論点 | 狙い |
|---|---|---|---|
| 1 | ビジネス実務法務検定2級 第1章 企業取引・契約にかかわる法務 | 催告によらない解除・危険負担・委任の解除・催告による解除 | 民法関連の収録問題が最も多い入口です。まずここで用語と制度の輪郭をつかみます。 |
| 2 | 宅地建物取引士 第2章 権利関係 | 借地権の存続期間・借地権の対抗力・借地の強行規定・建物買取請求権・定期借地権 | 別資格の問題で同じ民法を確認し、問われ方の違いを見ます。 |
| 3 | 賃貸不動産経営管理士 第3章 賃貸借契約(借地借家法・民法) | 建物賃貸借の法定更新と解約の申入れ・更新拒絶・解約の正当事由・建物賃貸借の対抗力と期間・借賃増減請求権 | 別資格の問題で同じ民法を確認し、問われ方の違いを見ます。 |
| 4 | 貸金業務取扱主任者 第3章 民法(貸金関係) | 保証契約の書面性と保証人の責任・債権譲渡の対抗要件と連帯保証・債権の消滅時効・弁済の充当と相殺の要件 | 仕上げとして、関連論点を別の角度から読み直します。 |
| 5 | ビジネス実務法務検定3級 第1章 ビジネス実務法務の法体系 | 制限行為能力者・意思表示の錯誤・制限行為能力者の相手方の催告権・制限行為能力者の詐術 | 仕上げとして、関連論点を別の角度から読み直します。 |
間違えやすい観点
収録問題の解説に含まれる注意点から、民法で確認したい誤答パターンを抜き出しています。暗記項目ではなく、問題を解く前のチェック観点として使います。
ビジネス実務法務検定2級
- 不適合があれば常に追完を求められるとは限らない。不適合が買主側の事情で生じたなら、追完請求は閉ざされる。
- 不適合があればすぐ減額できると考えるとアで誤る。減額の前に、原則として追完の催告で直す機会を与える。
- 通知期間を『5年』と覚えているとアで取りこぼす。種類・品質の不適合は、知った時から1年以内の通知が要る。
ビジネス実務法務検定3級
- 未成年者でも、ただ得をするだけの行為は取り消せない。
- 「無効」と書いてあるイが引っかけ。正しくは取消し。
- 日用品の購入を取り消せるとしているイ・エが誤り。
海事代理士
- 権利能力(私権の享有)は『出生』に始まる。外国人も原則として私権を享有する(3条)。
- 成年は『18歳』。公序良俗に反する法律行為は『無効』(4条・90条)。
- 未成年者の法律行為は原則『法定代理人の同意』が必要。同意を欠けば『取消し』可(5条)。
宅地建物取引士
- 更新後を『一律10年』とするのは誤り。最初の更新は20年。
- 対抗には『借地権者名義』の建物登記が必要(他人名義では不可)。
- 『借地権者に不利でも特約は有効』は誤り。
土地家屋調査士
- 隣地使用は『目的限定+必要な範囲』が原則。住家立入りだけは承諾が必須で、ここを一般の隣地使用と混同させる出題が多い。
- 囲繞地通行権では『通路の開設は可(211条2項)』と『損害最少の場所・方法を選ぶ(211条1項)』をセットで押さえる。開設の可否を逆にする引っかけが頻出。
- 通行権の償金は『原則は有償(212条)/分割で生じた袋地は無償(213条)』。どちらが有償でどちらが無償かを入れ替える出題が典型。
賃貸不動産経営管理士
- 賃貸人の解約申入れは「6か月」。賃借人側の3か月と取り違えない。
- 立退料は正当事由を「補完」する要素。これだけで正当事由が満たされるとは限らない。
- 建物賃貸借の対抗要件は「引渡し」。登記必須とするのは誤り。
民法に関わる資格比較
同じ民法に触れる資格でも、実務で使う場面や出題の深さは違います。近い資格で迷う場合は、比較ページで目的と出題範囲を確認します。
ビジネス実務法務検定2級と3級の違い
初めて企業法務を学ぶなら3級、契約実務や管理部門で使う知識を厚くしたいなら2級から比較検討します。
宅建と賃貸不動産経営管理士の違い
売買・仲介を含む不動産取引なら宅建、賃貸管理の実務に寄せるなら賃貸不動産経営管理士を比較します。
宅建とマンション管理士・管理業務主任者の違い
不動産取引の入口なら宅建、マンション管理や管理組合運営に関わるならマンション管理系を比較します。
行政書士と司法書士の違い
許認可や行政手続に関心があるなら行政書士、登記や民事手続に関心があるなら司法書士を比較します。
行政書士と社会保険労務士の違い
行政手続や許認可なら行政書士、人事労務・社会保険なら社会保険労務士を比較します。
FP技能検定と貸金業務取扱主任者の違い
家計相談や生活設計を広く学ぶならFP、貸金業務や金融コンプライアンスに寄せるなら貸金業務取扱主任者を比較します。
関連資格
ビジネス実務法務検定2級
契約・会社法・債権回収など、実務レベルの企業法務。民法関連は156問を確認できます。
ビジネス実務法務検定3級
民法を中心に、企業活動の基礎法務を広く問う入門級。民法関連は118問を確認できます。
海事代理士
船舶・船員・海上交通・海上運送・海洋環境などの海事手続を代理する国家資格。船舶法・船舶安全法・船員法ほかの海事法令と、憲法・民法・商法(海商編)・国土交通省設置法の一般法律を、本サイトは筆記試験で問われる論点を収録。民法関連は60問を確認できます。
宅地建物取引士
宅建業法・権利関係(民法ほか)・法令上の制限・税。不動産取引の国家資格。民法関連は59問を確認できます。
土地家屋調査士
不動産の表示に関する登記の専門家。不動産登記法(表示登記)・土地家屋調査士法・民法(本サイトは午後の部の択一で問われる法律論点を収録)。民法関連は45問を確認できます。
賃貸不動産経営管理士
賃貸住宅管理業法・サブリース規制・借地借家法・民法。賃貸管理の国家資格。民法関連は40問を確認できます。
よくある質問
- 民法はどの資格で出題されますか?
本サイトの収録問題では、ビジネス実務法務検定2級・ビジネス実務法務検定3級・海事代理士・宅地建物取引士・土地家屋調査士・賃貸不動産経営管理士などで民法関連の問題を確認できます。合計576問を収録しています。 - 民法はどの章から勉強すればよいですか?
まずビジネス実務法務検定2級の第1章「企業取引・契約にかかわる法務」から確認すると、関連する論点と問題文の読み方をつかみやすくなります。 最初の章を解く → - 民法だけを横断して復習できますか?
できます。このページでは資格ごとの関連問題数、関連章、主な論点、間違えやすい観点をまとめています。資格名ではなく法律分野から復習したいときに使えます。