勉強方法
土地家屋調査士の勉強方法
午後の部は五肢択一・20問+記述2問の試験を、本サイト収録の全44問・3章で対策。試験概要と合格ラインをふまえた効率的な進め方をまとめました。
試験の概要
以下は2026年6月時点の公式情報です。最新の要項は公式サイトで確認してください。
- 主催
- 法務省(各法務局・地方法務局が実施)
- 対象
- 本サイトは午後の部の択一で問われる法律論点(不動産登記法・土地家屋調査士法・民法)を対象。午前の部・測量・作図・記述式は対象外
- 試験方式
- 筆記(午前=測量等/午後=択一20問・記述2問)・口述
- 午後の択一
- 五肢択一・20問(不動産登記法・土地家屋調査士法・民法)
- 合格基準(筆記)
- 午前・午後それぞれの基準点を満たし、総合点が合格点以上
- 受験資格
- 制限なし(誰でも受験できる)
合格率・受験者数・難易度
- 合格率(令和6年度(2024年度))
- 約11.0%
- 実受験者数(令和6年度(2024年度))
- 4,589人
- 受験資格
- 制限なし(どなたでも受験できます)
- 難易度の目安
- やや難しめ(実務レベル)
合格者505人。合格率は年度により変動します(おおむね9〜11%)。受験資格の制限はなく、誰でも受験できます。 出典:法務省 令和6年度土地家屋調査士試験の最終結果
出題分野の内訳(本サイト収録問題ベース)
どの分野が手厚いかの目安です。本サイトに収録した問題の構成比であり、公式の出題比率とは異なる場合があります。
- 不動産登記法15問・34%
- 民法15問・34%
- 土地家屋調査士法14問・32%
作問して見えた、土地家屋調査士でつまずきやすい「型」
当サイトはこの試験の44問を自作し、全選択肢の根拠を条文・公的資料と一字一句照合しています。その作問・照合の過程で繰り返し現れた「間違えやすい構造」を、出題データから整理しました。一般的な勉強法の記事にはない、作問側から見た一次情報です。
配点の重心。44問の根拠を集計すると、不動産登記法が15問・民法が15問で、この2分野だけで全体の約7割を占めます。だから、午後の択一はまず配点の中心である不動産登記法(表示に関する登記)を厚く固め、土地家屋調査士法・民法(相隣関係・共有)へ広げるのが効率的です。期間・数字・主体を根拠条文で正確に押さえます。
つまずきやすさには共通の「型」があります。作問中に意図的に仕込んだひっかけを分類すると、次のとおりです。
- 表題登記の「申請義務と期間」を取り違える。土地・建物の表題登記は、所有権を取得した者などが取得の日から1月以内に申請しなければなりません(不動産登記法36条・47条)。「2月以内」「任意」などと変えた選択肢が誤りとして仕込まれます。
- 合筆の登記の制限(できない場合)を正確に。互いに接続していない土地、地目や地番区域が異なる土地、所有権の登記の有無が異なる土地、持分が異なる土地は合筆できません(41条)。一つでも要件を満たさないと合筆不可なので、制限事由の取り違えが狙われます。
- 相隣関係の「数字」を取り違える。境界線付近の建築は境界線から50センチメートル以上離す(民法234条)、目隠しの設置義務は境界線から1メートル未満のとき(235条)。距離の数字と「以上/未満」を入れ替えた出題に注意します。
- 手続の「主体」を取り違える。調査士名簿への登録は土地家屋調査士会連合会、登録拒否や懲戒は法務大臣、敷地権である旨の登記は登記官の職権で行われます。手続の主体(連合会・法務大臣・登記官)を入れ替えた選択肢が誤りとして出ます。
合格までの進め方
- 3法令を3章で一周し、不動産登記法を主戦場にする本サイトは午後の択一の法律論点を44問・3章で収録しています。不動産登記法(表示に関する登記=15問)、土地家屋調査士法(14問)、民法(不動産・相隣関係=15問)です。午後の択一の中心は不動産登記法なので、まず全体を一周しつつ不動産登記法を主戦場にします。
- 期間・数字・主体を根拠条文で正確に固める表題登記の1月以内、合筆の制限、相隣関係の50センチメートル・1メートル、登録や懲戒の主体(連合会・法務大臣・登記官)など、数字と主体の取り違えが狙われます。各選択肢の根拠条文(e-Gov法令データと照合済み)で「なぜそうか」まで確認します。
- 午前の部・測量・記述式は別途対策する土地家屋調査士試験は午前の部(測量等)や午後の記述式(書式)もありますが、これらは条文の択一ではないため本サイトは範囲外としています。本サイトは午後の択一で問われる不動産登記法・土地家屋調査士法・民法に絞っているので、測量・作図・記述式は専用教材で補い、本サイトは条文の根拠固めに使うのが効果的です。
筆記は午前・午後それぞれに基準点があり、総合点で合否が決まります。本サイトは午後の択一で問われる不動産登記法・土地家屋調査士法・民法の論点を収録します。
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