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通関士試験

通関士試験の難易度(第59回の合格率15.1%・3科目受験者13.9%)

通関士試験の合格率は直近2回で12〜15%で、10人受けて1〜2人が通る水準です。税関が公表した結果から、合格率の見方と合格基準を整理します(確認日:2026年10月29日)。

直近2回の合格率

区分第58回(令和6年)第59回(令和7年)
全体の合格率12.4%(759人)15.1%(954人/受験6,322人)
3科目すべてを受けた人11.2%13.9%(777人/受験5,584人)
1科目だけを受けた人61.3%67.2%(119人/受験177人)

全体の合格率には、1〜2科目だけを受けた人が含まれます。初めて受ける人にとっての目安は、3科目すべてを受けた人の合格率である11〜14%です。

10年間では回によって2倍以上動く

平成28年の第50回(9.8%)から令和7年の第59回(15.1%)までの10回では、最も低いのが第50回の9.8%、最も高いのが第57回の24.2%です。受験者数は毎回6,000人台でほぼ変わらず、合格率の差は合格者数の差(第57回1,534人、第58回759人)から生じています。1回分の数字で難しさを決めず、1割強から2割強の幅で見るのが実態に近い読み方です。10回分の表は通関士試験の日程・申込・合格発表と合格率の推移にあります。

合格基準と受験資格

試験科目は通関業法、関税法等、通関書類の作成要領その他通関手続の実務の3つで、科目ごとに合格基準があります。第59回は3科目とも満点の60%以上でしたが、第58回は関税法等だけが満点の55%以上でした。基準は合格発表の際に公表されるため、どれか1科目が極端に低いと通りません。受験資格に学歴・年齢・経歴・国籍などの制限はなく、通関業の実務経験も条件ではありません。

難しさをどう見るか

3科目に法令の暗記と、書類の作成・計算が混ざることが難しさの中心です。合格率が1割強の試験なので、範囲全体を薄く読むより、過去問で科目ごとの得点を確かめて弱い科目を先に埋める進め方が向きます。独学の進め方は通関士の独学の勉強法、直前期は直前8週間の配分、合格後の進路は通関士の確認と進路にまとめています。

よくある質問

  • 通関士試験の合格率はどのくらいですか?
    第59回(令和7年)は受験者6,322人・合格者954人で15.1%、第58回(令和6年)は12.4%でした。3科目すべてを受けた人に限ると、第59回は5,584人中777人で13.9%、第58回は11.2%です(税関の公表資料)。
  • 合格基準は何点ですか?
    第59回は通関業法・関税法等・通関実務の3科目とも満点の60%以上でした。基準は合格発表の際に公表され、第58回は関税法等だけが満点の55%以上でした。事前に「何点で合格」とは決まっていません。
  • 受験資格に制限はありますか?
    学歴・年齢・経歴・国籍などの制限はなく、どなたでも受験できます。通関業の実務経験も条件ではありません。

出典