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労働者災害補償保険法・第36章

ライフプランニング(労災保険法)の問題(15問)

この章を解く(15問)→

この章の概要

仕事中や通勤中の災害に備える労災保険法をあつかう章です(15問)。業務災害と通勤災害、通勤の定義と逸脱・中断、休業補償給付(4日目から給付基礎日額の60%)、業務災害の保険給付の種類、遺族補償年金の遺族、故意の事故、時効を収録しています。各問の根拠は労働者災害補償保険法の条文とe-Govで照合しています。

この章で確認する論点

第36章では、業務災害と通勤災害・休業補償給付の支給開始日と額・通勤の定義・通勤経路の逸脱・中断・業務災害の保険給付の種類と遺族補償年金の遺族を中心に15問を収録しています。正解番号だけでなく、選択肢ごとの根拠と誤りの理由まで確認します。

  • 労災保険は「業務」と「通勤」。
  • 休業補償給付は「4日目から」「60%」。
  • 通勤は「合理的な経路・方法」、業務性があれば業務災害。

この章で扱う条文

収録問題の解説が根拠として引用している条文の一覧です。リンク先はe-Gov法令検索の原文(解説内では該当箇所を逐語引用しています)。

労働者災害補償保険法:7条・12条の2・12条の8・14条・16条の2・42条

問題と解説を読む全15問・答え付き

答え・解説つきで15問を読めます。自分で解いて試すには、上の「この章を解く」からどうぞ。

e-Gov等の一次資料で確認済み2026年9月時点の法令に準拠
問1業務災害と通勤災害e-Gov等の一次資料で確認済み

労働者災害補償保険法上の保険給付に関する次のア・イの記述について、その正誤の組み合わせとして最も適切なものを1つ選びなさい。

  • ア.労災保険の保険給付には、労働者の業務上の負傷、疾病、障害又は死亡(業務災害)に関する保険給付が含まれる。
  • イ.労災保険の保険給付には、労働者の通勤による負傷、疾病、障害又は死亡(通勤災害)に関する保険給付が含まれる。
  1. アー正、イー正
  2. アー正、イー誤
  3. アー誤、イー正
  4. アー誤、イー誤
解答・解説を見る

正解:1(アー正、イー正)

ア.正しい
仕事中のけが・病気

労働者災害補償保険法第7条「労働者の業務上の負傷、疾病、障害又は死亡(以下「業務災害」という。)に関する保険給付」一次資料を確認

イ.正しい
通勤中のけがも対象

労働者災害補償保険法第7条「労働者の通勤による負傷、疾病、障害又は死亡(以下「通勤災害」という。)に関する保険給付」一次資料を確認

ひっかけ労災保険は「業務」と「通勤」。

解説労災保険は、業務災害・複数業務要因災害・通勤災害に関する保険給付と、二次健康診断等給付を行う(7条1項)。

補足労災保険の保険給付には、二次健康診断等給付も含まれる(7条1項4号)。

問2休業補償給付の支給開始日と額e-Gov等の一次資料で確認済み

労働者災害補償保険法上の休業補償給付に関する次のア・イの記述について、その正誤の組み合わせとして最も適切なものを1つ選びなさい。

  • ア.休業補償給付は、労働者が業務上の負傷又は疾病による療養のため労働することができないために賃金を受けない日の第4日目から支給する。
  • イ.休業補償給付の額は、原則として、1日につき給付基礎日額の100分の80に相当する額とする。
  1. アー正、イー正
  2. アー正、イー誤
  3. アー誤、イー正
  4. アー誤、イー誤
解答・解説を見る

正解:2(アー正、イー誤)

ア.正しい
最初の3日は待期

労働者災害補償保険法第14条「賃金を受けない日の第四日目から支給するものとし」一次資料を確認

イ.誤り
80%ではない

労働者災害補償保険法第14条「その額は、一日につき給付基礎日額の百分の六十に相当する額とする」一次資料を確認

ひっかけ休業補償給付は「4日目から」「60%」。

解説休業補償給付は、業務上の傷病で休業し賃金を受けない日の4日目から、1日につき給付基礎日額の60%を支給する(14条1項)。

補足所定労働時間の一部分についてのみ労働する日などの部分算定日については、別の計算による(14条1項ただし書)。

問3通勤の定義e-Gov等の一次資料で確認済み

労働者災害補償保険法上の通勤に関する次のア・イの記述について、その正誤の組み合わせとして最も適切なものを1つ選びなさい。

  • ア.労災保険法上の通勤とは、労働者が、就業に関し、住居と就業の場所との間の往復などの移動を、合理的な経路及び方法により行うことをいう。
  • イ.業務の性質を有する移動も、労災保険法上の通勤に含まれる。
  1. アー正、イー正
  2. アー正、イー誤
  3. アー誤、イー正
  4. アー誤、イー誤
解答・解説を見る

正解:2(アー正、イー誤)

ア.正しい
住居と就業の場所の往復など

労働者災害補償保険法第7条「合理的な経路及び方法により行うことをいい」一次資料を確認

イ.誤り
出張の移動→業務災害

労働者災害補償保険法第7条「業務の性質を有するものを除くものとする」一次資料を確認

ひっかけ通勤は「合理的な経路・方法」、業務性があれば業務災害。

解説通勤は、就業に関し、住居と就業の場所の往復などを合理的な経路・方法で行うこと(7条2項)。業務の性質がある移動(出張など)は通勤ではなく、業務災害として扱う。

補足厚生労働省令で定める就業の場所から他の就業の場所への移動も、通勤の対象となる移動に含まれる(7条2項2号)。

問4通勤経路の逸脱・中断e-Gov等の一次資料で確認済み

労働者災害補償保険法上の通勤に関する次のア・イの記述について、その正誤の組み合わせとして最も適切なものを1つ選びなさい。

  • ア.労働者が通勤の経路を逸脱し、又は移動を中断した場合、その逸脱又は中断の間及びその後の移動は、原則として通勤としない。
  • イ.逸脱又は中断が、日常生活上必要な行為であって厚生労働省令で定めるものをやむを得ない事由により行うための最小限度のものである場合は、その逸脱又は中断の間を除き、通勤とする。
  1. アー正、イー正
  2. アー正、イー誤
  3. アー誤、イー正
  4. アー誤、イー誤
解答・解説を見る

正解:1(アー正、イー正)

ア.正しい
寄り道のあとは原則として通勤外

労働者災害補償保険法第7条「当該逸脱又は中断の間及びその後の同項各号に掲げる移動は、第一項第三号の通勤としない」一次資料を確認

イ.正しい
日用品の買物など→寄り道中を除き通勤

労働者災害補償保険法第7条「やむを得ない事由により行うための最小限度のものである場合は、当該逸脱又は中断の間を除き、この限りでない」一次資料を確認

ひっかけ寄り道中は対象外、日常生活上必要な最小限度なら戻れば通勤。

解説通勤の途中で寄り道(逸脱・中断)をすると、その間と後は通勤ではなくなる(7条3項本文)。ただし日常生活上必要な行為をやむを得ず最小限度で行った場合は、寄り道の間を除き、元の経路に戻った後は通勤になる(同項ただし書)。

補足住居と就業の場所との間の往復に先行し又は後続する住居間の移動(厚生労働省令で定める要件に該当するもの)も、通勤の対象となる移動に含まれる(7条2項3号)。

問5業務災害の保険給付の種類と遺族補償年金の遺族e-Gov等の一次資料で確認済み

労働者災害補償保険法に関する次のア・イの記述について、その正誤の組み合わせとして最も適切なものを1つ選びなさい。

  • ア.業務災害に関する保険給付には、療養補償給付、休業補償給付、障害補償給付、遺族補償給付、葬祭料、傷病補償年金及び介護補償給付がある。
  • イ.遺族補償年金を受けることができる遺族のうち、夫、父母又は祖父母については、労働者の死亡の当時60歳以上であることが要件とされる(一定の障害の状態にある場合を除く。)。
  1. アー正、イー正
  2. アー正、イー誤
  3. アー誤、イー正
  4. アー誤、イー誤
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正解:1(アー正、イー正)

ア.正しい
療養・休業・障害・遺族・葬祭・傷病・介護

労働者災害補償保険法第12条の8「業務災害に関する保険給付は、次に掲げる保険給付とする」一次資料を確認

イ.正しい
妻以外は年齢などの要件

労働者災害補償保険法第16条の2「父母又は祖父母については、六十歳以上であること」一次資料を確認

ひっかけ遺族補償年金は「妻以外に要件」。

解説業務災害の保険給付は、療養補償給付から介護補償給付までの7種類(12条の8第1項)。遺族補償年金の遺族は、生計を維持されていた配偶者・子・父母・孫・祖父母・兄弟姉妹で、妻以外は年齢や障害の要件がある(16条の2第1項)。

補足遺族補償年金の遺族の子又は孫は、18歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にあることが要件(16条の2第1項2号)。

問6故意の事故と療養補償給付の時効e-Gov等の一次資料で確認済み

労働者災害補償保険法に関する次のア・イの記述について、その正誤の組み合わせとして最も適切なものを1つ選びなさい。

  • ア.労働者が、故意に負傷、疾病、障害若しくは死亡又はその直接の原因となった事故を生じさせたときは、政府は、保険給付を行わない。
  • イ.療養補償給付を受ける権利は、これを行使することができる時から5年を経過したときは、時効によって消滅する。
  1. アー正、イー正
  2. アー正、イー誤
  3. アー誤、イー正
  4. アー誤、イー誤
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正解:2(アー正、イー誤)

ア.正しい
わざと起こした事故→不支給

労働者災害補償保険法第12条の2の2「労働者が、故意に負傷、疾病、障害若しくは死亡又はその直接の原因となつた事故を生じさせたときは、政府は、保険給付を行わない」一次資料を確認

イ.誤り
5年は障害・遺族

労働者災害補償保険法第42条「これらを行使することができる時から二年を経過したとき」一次資料を確認

ひっかけ時効は「2年(療養・休業など)」「5年(障害・遺族)」。

解説故意の事故による災害には保険給付がない(12条の2の2第1項)。時効は、療養・休業・葬祭などが2年、障害補償給付・遺族補償給付などが5年(42条1項)。

補足労働者が故意の犯罪行為若しくは重大な過失により事故を生じさせたときなどは、保険給付の全部又は一部を行わないことができる(12条の2の2第2項)。

問7障害・遺族補償給付の時効と通勤の往復e-Gov等の一次資料で確認済み

労働者災害補償保険法に関する次のア・イの記述について、その正誤の組み合わせとして最も適切なものを1つ選びなさい。

  • ア.障害補償給付及び遺族補償給付を受ける権利は、これらを行使することができる時から5年を経過したときは、時効によって消滅する。
  • イ.住居と就業の場所との間の往復は、労災保険法上の通勤となる移動に含まれる。
  1. アー正、イー正
  2. アー正、イー誤
  3. アー誤、イー正
  4. アー誤、イー誤
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正解:1(アー正、イー正)

ア.正しい
療養・休業などは2年

労働者災害補償保険法第42条「障害補償給付、遺族補償給付、複数事業労働者障害給付、複数事業労働者遺族給付、障害給付及び遺族給付を受ける権利は、これらを行使することができる時から五年」一次資料を確認

イ.正しい
典型的な通勤

労働者災害補償保険法第7条「住居と就業の場所との間の往復」一次資料を確認

ひっかけ障害・遺族は「5年」。

解説障害補償給付・遺族補償給付の時効は5年(42条1項)。通勤の移動には、住居と就業の場所との往復が含まれる(7条2項1号)。

補足療養補償給付・休業補償給付・葬祭料などを受ける権利は、2年で時効によって消滅する(42条1項)。

問8遺族補償年金の子・孫と兄弟姉妹の要件e-Gov等の一次資料で確認済み

労働者災害補償保険法上の遺族補償年金に関する次のア・イの記述について、その正誤の組み合わせとして最も適切なものを1つ選びなさい。

  • ア.遺族補償年金を受けることができる遺族のうち、子又は孫については、18歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にあることが要件とされる(一定の障害の状態にある場合を除く。)。
  • イ.遺族補償年金を受けることができる遺族のうち、兄弟姉妹については、65歳以上であることが要件とされる。
  1. アー正、イー正
  2. アー正、イー誤
  3. アー誤、イー正
  4. アー誤、イー誤
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正解:2(アー正、イー誤)

ア.正しい
障害の状態にあれば年齢は問わない

労働者災害補償保険法第16条の2「子又は孫については、十八歳に達する日以後の最初の三月三十一日までの間にあること」一次資料を確認

イ.誤り
65歳ではない

労働者災害補償保険法第16条の2「兄弟姉妹については、十八歳に達する日以後の最初の三月三十一日までの間にあること又は六十歳以上であること」一次資料を確認

ひっかけ労災の遺族は「60歳」基準(厚生年金の55歳と違う)。

解説遺族補償年金の遺族は、妻以外は要件があり、夫・父母・祖父母は60歳以上、子・孫は18歳年度末まで、兄弟姉妹は18歳年度末まで又は60歳以上(障害の状態にある場合は別)(16条の2第1項)。

補足遺族補償年金を受けることができる遺族は、労働者の死亡の当時その収入によって生計を維持していたものに限られる(16条の2第1項柱書)。

問9休業補償給付の開始日と二次健康診断等給付e-Gov等の一次資料で確認済み

労働者災害補償保険法に関する次のア・イの記述について、その正誤の組み合わせとして最も適切なものを1つ選びなさい。

  • ア.休業補償給付は、賃金を受けない日の第3日目から支給する。
  • イ.労災保険の保険給付には、二次健康診断等給付が含まれる。
  1. アー正、イー正
  2. アー正、イー誤
  3. アー誤、イー正
  4. アー誤、イー誤
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正解:3(アー誤、イー正)

ア.誤り
3日目ではない

労働者災害補償保険法第14条「賃金を受けない日の第四日目から支給するものとし」一次資料を確認

イ.正しい
脳・心臓疾患の予防

労働者災害補償保険法第7条「二次健康診断等給付」一次資料を確認

ひっかけ休業は「4日目」から。

解説休業補償給付は休業4日目から(14条1項)。労災保険は、業務災害・複数業務要因災害・通勤災害の給付に加え、二次健康診断等給付も行う(7条1項)。

補足休業補償給付の額は、1日につき給付基礎日額の100分の60(14条1項)。

問10通勤災害と就業の場所間の移動e-Gov等の一次資料で確認済み

労働者災害補償保険法に関する次のア・イの記述について、その正誤の組み合わせとして最も適切なものを1つ選びなさい。

  • ア.労働者の通勤による負傷、疾病、障害又は死亡は、労災保険の保険給付の対象とならない。
  • イ.厚生労働省令で定める就業の場所から他の就業の場所への移動は、労災保険法上の通勤となる移動に含まれる。
  1. アー正、イー正
  2. アー正、イー誤
  3. アー誤、イー正
  4. アー誤、イー誤
解答・解説を見る

正解:3(アー誤、イー正)

ア.誤り
通勤中のけがも労災

労働者災害補償保険法第7条「(以下「通勤災害」という。)に関する保険給付」一次資料を確認

イ.正しい
副業・兼業の移動など

労働者災害補償保険法第7条「厚生労働省令で定める就業の場所から他の就業の場所への移動」一次資料を確認

ひっかけ職場間の移動も「通勤」。

解説労災保険は通勤災害も対象(7条1項3号)。通勤の移動には、住居と就業の場所の往復のほか、就業の場所から他の就業の場所への移動も含まれる(7条2項)。

補足通勤は、合理的な経路及び方法により行うもので、業務の性質を有するものを除く(7条2項)。

問11逸脱・中断の例外と休業補償給付の額e-Gov等の一次資料で確認済み

労働者災害補償保険法に関する次のア・イの記述について、その正誤の組み合わせとして最も適切なものを1つ選びなさい。

  • ア.通勤の経路を逸脱した場合でも、元の経路に戻った後は、逸脱の理由を問わず、常に通勤となる。
  • イ.休業補償給付の額は、原則として、1日につき給付基礎日額の100分の60に相当する額である。
  1. アー正、イー正
  2. アー正、イー誤
  3. アー誤、イー正
  4. アー誤、イー誤
解答・解説を見る

正解:3(アー誤、イー正)

ア.誤り
私用の寄り道→戻っても通勤外

労働者災害補償保険法第7条「当該逸脱又は中断が、日常生活上必要な行為であつて厚生労働省令で定めるものをやむを得ない事由により行うための最小限度のものである場合は」一次資料を確認

イ.正しい
給付基礎日額の6割

労働者災害補償保険法第14条「一日につき給付基礎日額の百分の六十に相当する額とする」一次資料を確認

ひっかけ逸脱後は「原則として通勤外」。

解説寄り道後の移動が通勤に戻るのは、日常生活上必要な行為をやむを得ず最小限度で行った場合に限る(7条3項)。休業補償給付は給付基礎日額の60%(14条1項)。

補足逸脱又は中断が例外に当たる場合でも、逸脱又は中断の間は通勤とされない(7条3項ただし書)。

問12故意の事故と休業補償給付の時効e-Gov等の一次資料で確認済み

労働者災害補償保険法に関する次のア・イの記述について、その正誤の組み合わせとして最も適切なものを1つ選びなさい。

  • ア.労働者が故意に事故を生じさせて負傷した場合でも、政府は保険給付を行う。
  • イ.休業補償給付を受ける権利は、これを行使することができる時から2年を経過したときは、時効によって消滅する。
  1. アー正、イー正
  2. アー正、イー誤
  3. アー誤、イー正
  4. アー誤、イー誤
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正解:3(アー誤、イー正)

ア.誤り
わざと→給付なし

労働者災害補償保険法第12条の2の2「政府は、保険給付を行わない」一次資料を確認

イ.正しい
療養・休業・葬祭→2年

労働者災害補償保険法第42条「療養補償給付、休業補償給付、葬祭料」一次資料を確認

ひっかけ休業補償給付は「2年」。

解説故意の事故には給付がなく(12条の2の2第1項)、休業補償給付の請求権は2年で時効消滅する(42条1項)。

補足障害補償給付・遺族補償給付を受ける権利は、5年で時効によって消滅する(42条1項)。

問13障害補償給付の時効と遺族の範囲e-Gov等の一次資料で確認済み

労働者災害補償保険法に関する次のア・イの記述について、その正誤の組み合わせとして最も適切なものを1つ選びなさい。

  • ア.障害補償給付を受ける権利は、これを行使することができる時から2年を経過したときは、時効によって消滅する。
  • イ.遺族補償年金を受けることができる遺族には、兄弟姉妹は含まれない。
  1. アー正、イー正
  2. アー正、イー誤
  3. アー誤、イー正
  4. アー誤、イー誤
解答・解説を見る

正解:4(アー誤、イー誤)

ア.誤り
2年ではない

労働者災害補償保険法第42条「障害補償給付、遺族補償給付」一次資料を確認

イ.誤り
要件を満たせば兄弟姉妹も

労働者災害補償保険法第16条の2「遺族補償年金を受けることができる遺族は、労働者の配偶者、子、父母、孫、祖父母及び兄弟姉妹であつて」一次資料を確認

ひっかけ労災の遺族には「兄弟姉妹」も入る。

解説障害補償給付・遺族補償給付の時効は5年(42条1項)。遺族補償年金の遺族は、生計を維持されていた配偶者・子・父母・孫・祖父母・兄弟姉妹(16条の2第1項)。

補足兄弟姉妹が遺族となるには、18歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にあること又は60歳以上であることが要件(16条の2第1項3号。障害の状態にある場合を除く)。

問14休業補償給付の額と就業の場所間の移動e-Gov等の一次資料で確認済み

労働者災害補償保険法に関する次のア・イの記述について、その正誤の組み合わせとして最も適切なものを1つ選びなさい。

  • ア.休業補償給付の額は、原則として、1日につき給付基礎日額の100分の50に相当する額である。
  • イ.就業の場所から他の就業の場所への移動は、労災保険法上の通勤となる移動に含まれない。
  1. アー正、イー正
  2. アー正、イー誤
  3. アー誤、イー正
  4. アー誤、イー誤
解答・解説を見る

正解:4(アー誤、イー誤)

ア.誤り
50%ではない

労働者災害補償保険法第14条「給付基礎日額の百分の六十に相当する額とする」一次資料を確認

イ.誤り
含まれる

労働者災害補償保険法第7条「就業の場所から他の就業の場所への移動」一次資料を確認

ひっかけ休業補償給付は「60%」。

解説休業補償給付は給付基礎日額の60%(14条1項)。通勤の移動には、就業の場所から他の就業の場所への移動も含まれる(7条2項2号)。

補足休業補償給付は、賃金を受けない日の第4日目から支給する(14条1項)。

問15葬祭料と遺族の生計維持要件e-Gov等の一次資料で確認済み

労働者災害補償保険法に関する次のア・イの記述について、その正誤の組み合わせとして最も適切なものを1つ選びなさい。

  • ア.業務災害に関する保険給付には、葬祭料は含まれない。
  • イ.労働者の妻は、労働者の死亡の当時その収入によって生計を維持していなくても、遺族補償年金を受けることができる。
  1. アー正、イー正
  2. アー正、イー誤
  3. アー誤、イー正
  4. アー誤、イー誤
解答・解説を見る

正解:4(アー誤、イー誤)

ア.誤り
葬祭を行う者に支給

労働者災害補償保険法第12条の8「葬祭料」一次資料を確認

イ.誤り
妻は年齢要件がないだけ

労働者災害補償保険法第16条の2「労働者の死亡の当時その収入によつて生計を維持していたものとする」一次資料を確認

ひっかけ妻も「生計維持」は必要。

解説業務災害の給付には葬祭料も含まれる(12条の8第1項)。遺族補償年金の遺族は全員、生計を維持されていたことが要件で、妻は年齢などの要件がないだけ(16条の2第1項)。

補足業務災害に関する保険給付には、傷病補償年金及び介護補償給付も含まれる(12条の8第1項6号・7号)。

読み終えたら、解いて採点

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