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法律系資格の受験順

ビジネス実務法務検定2級と行政書士はどちらを先に受けるか(受験資格・試験時期・合格率・民法の重なり)

ビジネス実務法務検定2級は企業活動に関わる法律実務を問う民間検定、行政書士は官公署に提出する書類の作成などを担う国家資格です。どちらも誰でも受験できるため、順番は試験の時期と学習の負担で決まります。公式情報で受験資格、試験方式、合格率を並べ、どちらを先に受けるかの判断材料を整理します(確認日:2026年10月9日)。

受験資格と試験方式の違い

ビジネス実務法務検定2級

学歴・年齢・性別・国籍による制限はありません。多肢選択式・90分で、自宅や会社で受けるIBTと、テストセンターで受けるCBTがあります。受験料は2級が7,700円(税込)で、CBTは別にCBT利用料2,200円がかかります。

行政書士

年齢、学歴、国籍等に関係なく、どなたでも受験できます。年1回、11月の第2日曜日(令和8年度は11月8日)の13時から16時までで、受験手数料は10,400円です。

試験時期と合格率の違い

ビジネス実務法務検定2級

2026年は第59回(6月18日から7月6日)と第60回(10月22日から11月9日)の試験期間内で、日時を選んで受験します。合格基準は100点満点中70点以上です。2026年度第59回の2級は、実受験者6,183人、合格者2,201人で、合格率は35.6%でした。

行政書士

年1回の筆記試験で、受験の機会は1年に1度です。令和7年度は受験者50,163人、合格率は14.54%でした。

ビジ法2級は試験期間のなかから日時を選べるのに対し、行政書士は11月の1日限りです。令和8年度の行政書士試験日(11月8日)は、ビジ法2級の第60回の試験期間(10月22日から11月9日)に含まれるため、同じ時期に両方を受ける場合は日程を分けて計画します。

試験範囲の重なり

ビジネス実務法務検定2級は、公式テキストの基礎知識と、それを理解したうえでの応用力を問う試験です。本サイトが2級の問題として収録している法分野は民法・会社法・商法です。行政書士の試験範囲は、憲法・行政法・民法・商法・基礎法学などで(行政書士試験研究センターの試験概要)、本サイトの収録範囲で見ると重なるのは民法と商法・会社法です。憲法・行政法・基礎法学は行政書士だけの範囲になります。

どちらを先に受けるかの目安

ビジ法2級を先に受ける人

法律の学習が初めてで、契約や会社の基本から入りたい人。試験期間のなかから日時を選べるため、学習の区切りとして使えます。民法・会社法の整理が、のちの行政書士の学習にも生きます。

行政書士を先に受ける人

独立や許認可の仕事を目標にしていて、11月の試験日に向けて準備できる人。受験資格はないため、ビジ法2級を経由する必要はありません。

ビジ法2級の次の選択肢はビジネス実務法務検定2級と個人情報保護士の記事、行政書士の次の資格は行政書士と司法書士の記事で整理しています。

よくある質問

  • 行政書士を受ける前に、ビジネス実務法務検定2級を取っておく必要はありますか?
    必要ありません。行政書士試験研究センターは「年齢、学歴、国籍等に関係なく、どなたでも受験できます」と案内しています。ビジネス実務法務検定のほうも、東京商工会議所が学歴・年齢・性別・国籍による制限はなく、2級からの受験も可能と案内しています。どちらも他方の合格は受験の条件になりません。
  • ビジネス実務法務検定2級の学習は、行政書士試験に役立ちますか?
    民法や商法・会社法の基本を先に整理できる点では、行政書士の学習の入口になりえます。ただし行政書士には憲法、行政法、基礎法学も含まれ、これらは2級の収録範囲(本サイトでは民法・会社法・商法)と重なりません。2級に合格しても、行政書士の学習は別に必要です。
  • 合格の基準は、どちらが厳しいですか?
    試験の形が違うため単純には比べられません。ビジネス実務法務検定2級は100点満点中70点以上で合格で、2026年度第59回の合格率は35.6%でした。行政書士は令和7年度の合格率が14.54%で、年1回の試験に5万人が受験しています。

出典