危険物取扱者乙種第4類の直前期
乙4 直前2週間の勉強法(科目別の問題数・60%基準と過去問の回し方)
乙4は3科目の計35問で、科目ごとに60%以上が合格の条件です。最後の2週間は、合計点を伸ばすより、3科目のどれも60%を下回らないようにする配分が大切になります。日ごとの配分は本サイトの編集上の目安で、問題数・合格基準・合格率・持ち物は消防試験研究センターの公表資料に基づきます(確認日:2026年10月13日)。
直前期の前提:3科目それぞれ60%以上
危険物に関する法令:15問(9問以上)
問題数が最も多い科目です。指定数量、貯蔵や取扱いの基準、保安に関する制度などの数字と区分を、間違えた問題から確認します。
基礎的な物理学および化学:10問(6問以上)
燃焼の理論や化学反応など、暗記より理解が問われる科目です。苦手な人は、直近の過去問の誤りの型を絞って解き直します。
性質並びに火災予防および消火の方法:10問(6問以上)
第4類の引火性液体の性質と消火方法の科目です。品名ごとの性質を表にして、混同しやすい組を見直します。
なお、試験科目の問題数は、甲種では性質と消火が20問ですが、乙種は類を問わず10問です。消防試験研究センターの令和8年度4月から7月の結果では、乙4の合格率は33.7%(受験者75,829人・合格者25,540人)でした。
直前2週間の配分の目安
14日前から11日前:過去問を通しで解いて、科目別の得点を測る
公開されている乙種第4類の過去問を、2時間を意識して通しで解きます。3科目のそれぞれの正解数を記録し、6割(9問、6問、6問)に届かない科目を特定します。
10日前から5日前:6割に届かない科目を優先して潰す
届かなかった科目の間違いを、解説に戻って理由を確認します。得点が足りている科目は、短時間の見直しに留めます。
4日前から2日前:同じ過去問を、間違えた問題だけ解き直す
1周目から日をあけて、間違えた問題だけを解き直します。覚えたつもりの数字や品名の組合せが残っているかを確かめます。
前日:新しい問題を解かず、持ち物と会場への経路を確認する
写真を貼った受験票と筆記用具を用意します。受験票か写真がないと受験できません。
当日の注意(東京の試験案内から)
受験票、HBまたはBの鉛筆かシャープペンシル、プラスチック消しゴムを持参します。ボールペンでマークすると機械が読み取れず0点になることがあります。参考書や法令集の参照は一切できません。携帯電話やスマートウォッチは電源を切ってかばんにしまいます。途中退室は、試験開始から35分間はできません。電卓の扱いは、東京の案内では確認できなかったため、受験する支部の案内で確かめてください。
過去問の回し方
消防試験研究センターは、乙種第4類の過去に出題された問題をPDFで公開しています。令和7年度以前に出題されたもので、自分の学習のための印刷は認められ、営利目的の転用や二次利用は禁止です。1回目は科目ごとの点を測るために時間を計って解き、2回目以降は間違えた問題だけを日をあけて解き直します。本サイトの練習問題は条文や基準の論点を一問ずつ確認でき、解いた記録は無料の登録をしておくと学習記録として預かれます。
よくある質問
- 乙4の合格基準は何点ですか?
消防試験研究センターは、試験科目ごとの成績がそれぞれ60%以上の人を合格とすると定めています。乙種は法令15問なら9問、物理学と化学10問なら6問、性質と消火10問なら6問が目安です。3科目の合計点が高くても、1科目でも60%に届かなければ合格にならない点に注意が必要です。 - 乙4の試験は何問で、何分ですか?
乙種は、危険物に関する法令15問、基礎的な物理学および基礎的な化学10問、危険物の性質並びにその火災予防および消火の方法10問の計35問で、試験時間は2時間です。五肢択一式のマークシートで、実技試験はありません。科目免除がある人は問題数に応じて時間が短くなります。 - 乙4の試験日はいつですか?
試験日程と受付期間は、受験する都道府県の支部ごとに異なります。希望する都道府県で受験できるため、消防試験研究センターのトップページから受験する支部の試験案内と日程一覧で確認してください。 - 乙4の合格率はどれくらいですか?
消防試験研究センターの試験実施状況では、令和8年度の4月から7月に、乙4は受験者75,829人・合格者25,540人で合格率33.7%でした。前年度の同じ時期は、受験者72,584人・合格者22,615人で31.2%です。通年の合格率ではなく、公表されている期間の数字です。 - 試験当日に持っていくものは何ですか?
東京の試験案内では、写真を貼った受験票、HBまたはBの鉛筆かシャープペンシル、プラスチック消しゴムです。ボールペンでマークすると機械が読み取れず0点になることがあります。参考書や法令集は見られず、携帯電話やスマートウォッチは電源を切ってかばんにしまい、時計としても使えません。
次に知りたいこと
出典
- 消防試験研究センター「試験科目及び問題数」(確認日:2026年10月13日)
- 消防試験研究センター「試験の方法」(確認日:2026年10月13日)
- 消防試験研究センター「試験実施状況」(確認日:2026年10月13日)
- 消防試験研究センター「過去に出題された問題」(確認日:2026年10月13日)
- 消防試験研究センター「危険物取扱者試験のよくある質問」(確認日:2026年10月13日)