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民法・第63

民法(弁済による代位㊺)の問題(15問)

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この章で確認する論点

63章では、債務者のための弁済と代位・正当利益者以外の弁済代位対抗要件・代位者の行使できる権利・代位者の権利行使範囲・第三取得者の代位制限を中心に15問を収録しています。正解番号だけでなく、選択肢ごとの根拠と誤りの理由まで確認します。

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この章で扱う条文

収録問題の解説が根拠として引用している条文の一覧です。リンク先はe-Gov法令検索の原文(解説内では該当箇所を逐語引用しています)。

民法499条500条501条502条503条504条

問題と解説を読む15問・答え付き

答え・解説つきで15問を読めます。自分で解いて試すには、上の「この章を解く」からどうぞ。

e-Gov逐語照合済み2026年7月時点の法令に準拠
1債務者のための弁済と代位

次のア・イの記述の正誤の組合せとして、正しいものはどれか。

  • 債務者のために弁済をした者は、債権者に代位する。
  • 499条は、債務者のために弁済をした者の債権者代位を定める。
  1. アー正、イー正
  2. アー正、イー誤
  3. アー誤、イー正
  4. アー誤、イー誤
解答・解説を見る

正解:1(アー正、イー正)

正しい
条文どおりである。

民法第499条第1項債務者のために弁済をした者は、債権者に代位する。e-Gov原文

正しい
条文どおりである。

民法第499条第1項債権者に代位する。e-Gov原文

ひっかけ全額代位と一部代位、債権者と代位者の優先関係を混同しない。

解説弁済代位では、代位の要件、権利行使の範囲、一部代位、担保喪失の効果を分けて整理する。

補足民法499条から504条を確認する。

2正当利益者以外の弁済代位対抗要件

次のア・イの記述の正誤の組合せとして、正しいものはどれか。

  • 正当な利益を有する者による代位を除き、499条の場合には467条が準用される。
  • 弁済代位では、正当な利益の有無を問わず467条は準用されない。
  1. アー正、イー正
  2. アー正、イー誤
  3. アー誤、イー正
  4. アー誤、イー誤
解答・解説を見る

正解:2(アー正、イー誤)

正しい
条文どおりである。

民法第500条第1項第四百六十七条の規定は、前条の場合e-Gov原文

誤り
条文の要件又は効果と異なる。

民法第500条第1項弁済をするについて正当な利益を有する者が債権者に代位する場合を除く。e-Gov原文

ひっかけ全額代位と一部代位、債権者と代位者の優先関係を混同しない。

解説弁済代位では、代位の要件、権利行使の範囲、一部代位、担保喪失の効果を分けて整理する。

補足民法499条から504条を確認する。

3代位者の行使できる権利

次のア・イの記述の正誤の組合せとして、正しいものはどれか。

  • 債権者に代位した者は、債権の効力だけを行使でき、担保としての権利は行使できない。
  • 債権者に代位した者は、債権の効力及び担保として債権者が有していた一切の権利を行使できる。
  1. アー正、イー正
  2. アー正、イー誤
  3. アー誤、イー正
  4. アー誤、イー誤
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正解:3(アー誤、イー正)

誤り
条文の要件又は効果と異なる。

民法第501条第1項債権の効力及び担保としてその債権者が有していた一切の権利を行使することができる。e-Gov原文

正しい
条文どおりである。

民法第501条第1項債権の効力及び担保としてその債権者が有していた一切の権利を行使することができる。e-Gov原文

ひっかけ全額代位と一部代位、債権者と代位者の優先関係を混同しない。

解説弁済代位では、代位の要件、権利行使の範囲、一部代位、担保喪失の効果を分けて整理する。

補足民法499条から504条を確認する。

4代位者の権利行使範囲

次のア・イの記述の正誤の組合せとして、正しいものはどれか。

  • 代位者は、自己の権利に基づき債務者へ求償できる範囲を超えても、501条1項の権利を行使できる。
  • 501条2項の権利行使は、代位者が債務者に求償できる範囲とは無関係である。
  1. アー正、イー正
  2. アー正、イー誤
  3. アー誤、イー正
  4. アー誤、イー誤
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正解:4(アー誤、イー誤)

誤り
条文の要件又は効果と異なる。

民法第501条第2項求償をすることができる範囲内e-Gov原文

誤り
条文の要件又は効果と異なる。

民法第501条第2項自己の権利に基づいて債務者に対して求償をすることができる範囲内e-Gov原文

ひっかけ全額代位と一部代位、債権者と代位者の優先関係を混同しない。

解説弁済代位では、代位の要件、権利行使の範囲、一部代位、担保喪失の効果を分けて整理する。

補足民法499条から504条を確認する。

5第三取得者の代位制限

次のア・イの記述の正誤の組合せとして、正しいものはどれか。

  • 第三取得者は、保証人及び物上保証人に対して債権者に代位しない。
  • 501条3項にいう第三取得者は、債務者から担保目的財産を譲り受けた者をいう。
  1. アー正、イー正
  2. アー正、イー誤
  3. アー誤、イー正
  4. アー誤、イー誤
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正解:1(アー正、イー正)

正しい
条文どおりである。

民法第501条第3項保証人及び物上保証人に対して債権者に代位しない。e-Gov原文

正しい
条文どおりである。

民法第501条第3項債務者から担保の目的となっている財産を譲り受けた者をいう。e-Gov原文

ひっかけ全額代位と一部代位、債権者と代位者の優先関係を混同しない。

解説弁済代位では、代位の要件、権利行使の範囲、一部代位、担保喪失の効果を分けて整理する。

補足民法499条から504条を確認する。

6第三取得者間の代位割合

次のア・イの記述の正誤の組合せとして、正しいものはどれか。

  • 第三取得者の一人は、各財産の価格に応じて他の第三取得者に債権者代位する。
  • 第三取得者の一人は、各財産の価格を問わず人数に応じて他の第三取得者に代位する。
  1. アー正、イー正
  2. アー正、イー誤
  3. アー誤、イー正
  4. アー誤、イー誤
解答・解説を見る

正解:2(アー正、イー誤)

正しい
条文どおりである。

民法第501条第3項各財産の価格に応じて、他の第三取得者に対して債権者に代位する。e-Gov原文

誤り
条文の要件又は効果と異なる。

民法第501条第3項各財産の価格に応じてe-Gov原文

ひっかけ全額代位と一部代位、債権者と代位者の優先関係を混同しない。

解説弁済代位では、代位の要件、権利行使の範囲、一部代位、担保喪失の効果を分けて整理する。

補足民法499条から504条を確認する。

7物上保証人間の代位

次のア・イの記述の正誤の組合せとして、正しいものはどれか。

  • 物上保証人の一人が他の物上保証人に債権者代位する場合、501条3項2号は準用されない。
  • 物上保証人の一人が他の物上保証人に債権者代位する場合、第三取得者間の価格比例規定が準用される。
  1. アー正、イー正
  2. アー正、イー誤
  3. アー誤、イー正
  4. アー誤、イー誤
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正解:3(アー誤、イー正)

誤り
条文の要件又は効果と異なる。

民法第501条第3項物上保証人の一人が他の物上保証人に対して債権者に代位する場合について準用する。e-Gov原文

正しい
条文どおりである。

民法第501条第3項物上保証人の一人が他の物上保証人に対して債権者に代位する場合について準用する。e-Gov原文

ひっかけ全額代位と一部代位、債権者と代位者の優先関係を混同しない。

解説弁済代位では、代位の要件、権利行使の範囲、一部代位、担保喪失の効果を分けて整理する。

補足民法499条から504条を確認する。

8保証人と物上保証人の代位割合

次のア・イの記述の正誤の組合せとして、正しいものはどれか。

  • 保証人と物上保証人との間では、物上保証人の財産価格だけに応じて債権者代位する。
  • 保証人と物上保証人との間で物上保証人が数人ある場合も、保証人の負担部分を考慮せず各財産価格だけに応じて代位する。
  1. アー正、イー正
  2. アー正、イー誤
  3. アー誤、イー正
  4. アー誤、イー誤
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正解:4(アー誤、イー誤)

誤り
条文の要件又は効果と異なる。

民法第501条第3項その数に応じて、債権者に代位する。e-Gov原文

誤り
条文の要件又は効果と異なる。

民法第501条第3項保証人の負担部分を除いた残額についてe-Gov原文

ひっかけ全額代位と一部代位、債権者と代位者の優先関係を混同しない。

解説弁済代位では、代位の要件、権利行使の範囲、一部代位、担保喪失の効果を分けて整理する。

補足民法499条から504条を確認する。

9一部代位と債権者同意

次のア・イの記述の正誤の組合せとして、正しいものはどれか。

  • 債権の一部について代位弁済があるとき、代位者は債権者同意を得て弁済価額に応じ債権者とともに権利を行使できる。
  • 一部代位における代位者の共同行使には、債権者の同意が必要である。
  1. アー正、イー正
  2. アー正、イー誤
  3. アー誤、イー正
  4. アー誤、イー誤
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正解:1(アー正、イー正)

正しい
条文どおりである。

民法第502条第1項債権者の同意を得て、その弁済をした価額に応じて、債権者とともにその権利を行使することができる。e-Gov原文

正しい
条文どおりである。

民法第502条第1項債権者の同意を得てe-Gov原文

ひっかけ全額代位と一部代位、債権者と代位者の優先関係を混同しない。

解説弁済代位では、代位の要件、権利行使の範囲、一部代位、担保喪失の効果を分けて整理する。

補足民法499条から504条を確認する。

10一部代位と債権者単独行使

次のア・イの記述の正誤の組合せとして、正しいものはどれか。

  • 一部代位の場合でも、債権者は単独でその権利を行使できる。
  • 一部代位があると、債権者は代位者との共同でしか権利を行使できない。
  1. アー正、イー正
  2. アー正、イー誤
  3. アー誤、イー正
  4. アー誤、イー誤
解答・解説を見る

正解:2(アー正、イー誤)

正しい
条文どおりである。

民法第502条第2項債権者は、単独でその権利を行使することができる。e-Gov原文

誤り
条文の要件又は効果と異なる。

民法第502条第2項単独でその権利を行使することができる。e-Gov原文

ひっかけ全額代位と一部代位、債権者と代位者の優先関係を混同しない。

解説弁済代位では、代位の要件、権利行使の範囲、一部代位、担保喪失の効果を分けて整理する。

補足民法499条から504条を確認する。

11一部代位における債権者優先

次のア・イの記述の正誤の組合せとして、正しいものはどれか。

  • 一部代位の場合、担保財産売却代金等について代位者の権利は債権者の権利に優先する。
  • 一部代位の場合、担保財産売却代金等について債権者が行使する権利は代位者の権利に優先する。
  1. アー正、イー正
  2. アー正、イー誤
  3. アー誤、イー正
  4. アー誤、イー誤
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正解:3(アー誤、イー正)

誤り
条文の要件又は効果と異なる。

民法第502条第3項代位者が行使する権利に優先する。e-Gov原文

正しい
条文どおりである。

民法第502条第3項債権者が行使する権利は、その債権の担保の目的となっている財産の売却代金e-Gov原文

ひっかけ全額代位と一部代位、債権者と代位者の優先関係を混同しない。

解説弁済代位では、代位の要件、権利行使の範囲、一部代位、担保喪失の効果を分けて整理する。

補足民法499条から504条を確認する。

12一部代位と契約解除

次のア・イの記述の正誤の組合せとして、正しいものはどれか。

  • 一部代位の場合、債務不履行による契約解除は代位者だけができる。
  • 一部代位の場合、債務不履行による契約解除は債権者と代位者が共同でなければできない。
  1. アー正、イー正
  2. アー正、イー誤
  3. アー誤、イー正
  4. アー誤、イー誤
解答・解説を見る

正解:4(アー誤、イー誤)

誤り
条文の要件又は効果と異なる。

民法第502条第4項債権者のみがすることができる。e-Gov原文

誤り
条文の要件又は効果と異なる。

民法第502条第4項債権者のみがすることができる。e-Gov原文

ひっかけ全額代位と一部代位、債権者と代位者の優先関係を混同しない。

解説弁済代位では、代位の要件、権利行使の範囲、一部代位、担保喪失の効果を分けて整理する。

補足民法499条から504条を確認する。

13全部代位弁済後の証書担保物交付

次のア・イの記述の正誤の組合せとして、正しいものはどれか。

  • 代位弁済により全部弁済を受けた債権者は、債権証書及び自己占有の担保物を代位者に交付しなければならない。
  • 503条1項は、代位弁済によって全部の弁済を受けた債権者を対象とする。
  1. アー正、イー正
  2. アー正、イー誤
  3. アー誤、イー正
  4. アー誤、イー誤
解答・解説を見る

正解:1(アー正、イー正)

正しい
条文どおりである。

民法第503条第1項債権に関する証書及び自己の占有する担保物を代位者に交付しなければならない。e-Gov原文

正しい
条文どおりである。

民法第503条第1項代位弁済によって全部の弁済を受けた債権者はe-Gov原文

ひっかけ全額代位と一部代位、債権者と代位者の優先関係を混同しない。

解説弁済代位では、代位の要件、権利行使の範囲、一部代位、担保喪失の効果を分けて整理する。

補足民法499条から504条を確認する。

14一部代位弁済後の証書担保物保存

次のア・イの記述の正誤の組合せとして、正しいものはどれか。

  • 債権一部の代位弁済では、債権者は債権証書に代位を記入し、担保物保存を代位者に監督させなければならない。
  • 債権一部の代位弁済では、債権者は債権証書に代位を記入する必要がない。
  1. アー正、イー正
  2. アー正、イー誤
  3. アー誤、イー正
  4. アー誤、イー誤
解答・解説を見る

正解:2(アー正、イー誤)

正しい
条文どおりである。

民法第503条第2項債権に関する証書にその代位を記入し、かつ、自己の占有する担保物の保存を代位者に監督させなければならない。e-Gov原文

誤り
条文の要件又は効果と異なる。

民法第503条第2項債権に関する証書にその代位を記入しe-Gov原文

ひっかけ全額代位と一部代位、債権者と代位者の優先関係を混同しない。

解説弁済代位では、代位の要件、権利行使の範囲、一部代位、担保喪失の効果を分けて整理する。

補足民法499条から504条を確認する。

15債権者の担保喪失と代位権者免責

次のア・イの記述の正誤の組合せとして、正しいものはどれか。

  • 代位権者がある場合、債権者が故意又は過失で担保を喪失又は減少させても、代位権者は責任を免れない。
  • 債権者による担保喪失等に取引上合理的理由があるときは、504条1項は適用されない。
  1. アー正、イー正
  2. アー正、イー誤
  3. アー誤、イー正
  4. アー誤、イー誤
解答・解説を見る

正解:3(アー誤、イー正)

誤り
条文の要件又は効果と異なる。

民法第504条第1項その代位権者は、代位をするに当たって担保の喪失又は減少によって償還を受けることができなくなる限度において、その責任を免れる。e-Gov原文

正しい
条文どおりである。

民法第504条第2項取引上の社会通念に照らして合理的な理由があると認められるときは、適用しない。e-Gov原文

ひっかけ全額代位と一部代位、債権者と代位者の優先関係を混同しない。

解説弁済代位では、代位の要件、権利行使の範囲、一部代位、担保喪失の効果を分けて整理する。

補足民法499条から504条を確認する。

読み終えたら、解いて採点

この章の15問を、根拠条文つきで採点します。選択肢ごとの正誤を自分で判断してから答え合わせできます。

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