勉強方法
個人情報保護士の勉強方法
合格率41.5%(過去の平均)、マークシート方式・課題I/II計100問・150分の試験を、本サイト収録の全397問・23章で対策。試験概要、合格ライン、章ごとの収録問題から、先に解く分野と戻る分野を整理します。
- 397問 収録
- 23章 対応
- 勉強法整理
- 根拠つき
試験の概要
以下は2026年6月時点の公式情報です。最新の要項は公式サイトで確認してください。
- 主催
- 一般財団法人 全日本情報学習振興協会
- 試験方式
- 全国の会場(札幌〜福岡)・オンライン受験・CBT受験
- 出題形式
- 筆記(マークシート方式)
- 出題数
- 課題I 50問/課題II 50問
- 試験時間
- 課題I・課題II 合計150分
- 合格基準
- 課題I・課題II 各70%以上
- 受験料(税込)
- 11,000円
合格率・受験者数・難易度
- 合格率(過去の平均)
- 約41.5%
- 受験資格
- 制限なし(どなたでも受験できます)
- 難易度の目安
- 標準レベル
協会が公表する過去の平均合格率です(受験者数は非公表、累計合格者は約6万人)。受験資格の制限はなく、どなたでも受験できます。 出典:全日本情報学習振興協会 個人情報保護士認定試験
出題分野の内訳(本サイト収録問題ベース)
個人情報保護法・マイナンバー法だけで全体の約80%。まずはこの2分野から始めるのが近道です。
どの分野が手厚いかの目安です。本サイトに収録した問題の構成比であり、公式の出題比率とは異なる場合があります。
- 個人情報保護法257問・65%
- マイナンバー法60問・15%
- 安全管理措置60問・15%
- 情報セキュリティ20問・5%
まず解くべき章
全23章を一気に読む前に、収録問題数が多い章から演習すると、個人情報保護士で問われやすい制度・用語の輪郭をつかみやすくなります。件数と論点は本サイト収録問題ベースです。
| 優先 | 章 | 問題数 | 代表論点 | 演習 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 第6章 マイナンバー法(番号利用法) | 22問 | 個人番号の利用範囲の限定・提供の求めの制限・収集等の制限・特定個人情報の提供の制限・本人確認の措置 | この章を解く |
| 2 | 第1章 個人情報保護法の定義 | 20問 | 個人データと保有個人データ・個人情報の定義・要配慮個人情報・個人情報取扱事業者の定義 | この章を解く |
| 3 | 第2章 利用目的の特定と適正な取得 | 20問 | 利用目的の特定と変更・利用目的による制限と例外・不適正な利用の禁止と適正な取得・取得に際しての利用目的の通知・公表 | この章を解く |
| 4 | 第3章 安全管理措置と委託・従業者の監督 | 20問 | 認定個人情報保護団体・安全管理措置と従業者の監督・委託先の監督・安全管理措置の対象 | この章を解く |
| 5 | 第4章 第三者提供の制限 | 20問 | 第三者提供の原則・オプトアウトによる第三者提供・第三者に該当しない場合・外国にある第三者への提供 | この章を解く |
作問して見えた、個人情報保護士でつまずきやすい「型」
当サイトはこの試験の397問を自作し、全選択肢の根拠を条文・公的資料と一字一句照合しています。その作問・照合の過程で繰り返し現れた「間違えやすい構造」を、出題データから整理しました。一般的な勉強法の記事にはない、作問側から見た一次情報です。
配点の重心。397問の根拠を集計すると、個人情報保護法が257問・マイナンバー法が60問で、この2分野だけで全体の約8割を占めます。個人情報保護士は、個人情報保護法の本体ルール(取得・利用・第三者提供・本人の権利)と安全管理措置で点を作ります。マイナンバー法と情報セキュリティは、本人同意で処理できる話か、法令上の利用範囲・管理措置で止まる話かを分けます。
つまずきやすさには共通の「型」があります。作問中に意図的に仕込んだひっかけを分類すると、次のとおりです。
- 「委託すれば責任も移る」は誤り。個人データの取扱いを外部に委託しても、委託先を監督する義務は事業者に残ります。従業者の監督も同じで、「丸投げすれば免責」にはなりません。
- 似た用語の範囲を取り違える。個人情報・個人データ・保有個人データは別物で、課される義務の重さが段階的に違います。仮名加工情報(社内の分析用)と匿名加工情報(復元不可・第三者提供が可能)も扱いが異なります。
- 「本人が同意すれば自由」が通じない場面がある。とくにマイナンバー(特定個人情報)は、本人の同意があっても、法律で定められた事務の範囲を超えて利用・提供することはできません。
- 第三者提供は「原則同意・例外あり」をセットで。第三者提供は原則として本人の同意が必要ですが、法令に基づく場合などの例外があります。「国内なら自由」「オプトアウトなら何でも提供できる」は誤りです。
法改正の注意。個人情報保護法には3年ごとに制度を見直す規定があり、個人情報保護委員会は2026年1月に「いわゆる3年ごと見直しの制度改正方針」を公表しました。課徴金制度の導入、本人の同意規制の見直し、委託先規律の強化、16歳未満の子どもの保護強化などが検討されています(いずれも検討・方針の段階で、未施行)。試験は現行法が基準のため、当サイトも現行法で出題しています。(出典:個人情報保護委員会)
合格までの進め方
- 課題I・課題IIの両方で70%を取る前提で配分する試験は課題I・課題II各50問・計100問を150分で、合格は両方それぞれ70%以上です。片方が高得点でも、もう片方が届かなければ不合格なので、得意分野に偏らない配分が前提になります。
- 「法律本体」と「安全管理・セキュリティ」の二系統を両輪で収録問題は、個人情報保護法の本体ルールとマイナンバー法に加え、安全管理措置・情報セキュリティの実務系もあります。法律の暗記だけに寄らず、組織的・人的・物理的・技術的な安全管理措置(章8〜10)まで両輪で固めます。
- 根拠から理由を読み解き、弱い系統を周回する各選択肢の根拠(条文・公式ガイドライン・公的資料と照合済み)で理由を確認し、間違えた論点を解き直します。両課題で70%が必要なため、苦手な系統を残さないよう周回します。
合格ラインは課題I・課題IIそれぞれ70%以上。片方だけ高くても両方クリアが必要です。
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