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勉強方法

弁理士の勉強方法

合格率6.0%(令和6年度(2024年度))、短答式は五肢択一・60問の試験を、本サイト収録の全399問・26章で対策。どこで止まりやすいか、どの順番で点に変えるかを問題データから整理します。

  • 399問 収録
  • 26章 対応
  • 勉強法整理
  • 根拠つき

試験の概要

以下は2026年6月時点の公式情報です。最新の要項は公式サイトで確認してください。

主催
経済産業省 特許庁
対象
本サイトは短答式の条文論点(特許・実用新案・意匠・商標・著作権・不正競争防止法)を対象。条約は条文照合できないため対象外、論文式・口述式も対象外
試験方式
短答式(マークシート)・論文式・口述式の3段階
短答式の出題
五肢択一・60問・60点満点
短答式の合格基準
満点の65%(39点)を基準に、各科目で所定の基準点以上
受験資格
制限なし(誰でも受験できる)

出典:経済産業省 特許庁 弁理士試験

合格率・受験者数・難易度

合格率(令和6年度(2024年度)
6.0%
実受験者数(令和6年度(2024年度)
3,160
受験資格
制限なし(どなたでも受験できます)
難易度の目安
やや難しめ(実務レベル)

最終合格者191人。短答式試験の合格率は12.8%。難関で、受験資格の制限はなく誰でも受験できます。 出典:特許庁 令和6年度弁理士試験統計

出題分野の内訳(本サイト収録問題ベース)

特許法・商標法だけで全体の約38%。まずはこの2分野から始めるのが近道です。

どの分野が手厚いかの目安です。本サイトに収録した問題の構成比であり、公式の出題比率とは異なる場合があります。

  • 特許法78問・20%
  • 商標法75問・19%
  • 意匠法60問・15%
  • 著作権法60問・15%
  • 弁理士法49問・12%
  • 不正競争防止法46問・12%
  • 実用新案法31問・8%

まず解くべき章

全26章を一気に読む前に、問題数が厚い章から手を動かします。件数と論点は本サイト収録問題ベースで、正解数だけでなく、どの制度を取り違えたかを戻すための順番です。

優先問題数代表論点演習
124弁理士法(使命・資格・登録手続)19欠格事由・弁理士の使命・弁理士の職責・弁理士となる資格この章を解く
26特許法(権利・実施・審判②)18特許権の効力が及ばない範囲・発明の定義・特許を受ける権利の移転・質権・共同出願この章を解く
31特許法・実用新案法16産業上利用可能性・新規性・進歩性・拡大された先願の地位この章を解く
423不正競争防止法(表示・営業秘密・救済復習③)16弁理士 不競法③ 商品形態模倣行為の復習・弁理士 不競法③ 営業秘密不正取得・主観要件の復習・弁理士 不競法③ 損害額推定の復習・弁理士 不競法③ 信用毀損行為の復習この章を解く
52意匠法15意匠の定義・工業上利用可能性・新規性・創作非容易性この章を解く

作問して見えた、弁理士でつまずきやすい「型」

当サイトはこの試験の399問を自作し、法令問題はe-Gov法令本文との逐語照合を中心に、一次資料で確認しています。その作問・確認の過程で繰り返し現れた「間違えやすい構造」を、出題データから整理しました。一般的な勉強法の記事にはない、作問側から見た一次情報です。

配点の重心。399問の根拠を集計すると、特許法が78問・商標法が75問で、この2分野だけで全体の約4割を占めます。弁理士短答式は、特許・実用新案を主戦場にし、意匠・商標・著作権・不正競争防止法へ広げます。法域ごとに、進歩性・創作非容易性、専用権、間接侵害、期間の起算点を混ぜないようにします。

つまずきやすさには共通の「型」があります。作問中に意図的に仕込んだひっかけを分類すると、次のとおりです。

  1. 「容易に」と「きわめて容易に」を取り違える。特許の進歩性・意匠の創作非容易性は「容易に」発明・創作できたかが基準ですが、実用新案の進歩性は「きわめて容易に」が基準です。法域をまたいで覚えると語の違いで取り違えます。
  2. 主観的要件(悪意・重過失)の有無を法ごとに正確に。不正競争防止法では、営業秘密の転得者は悪意「又は重過失」が要件(2条1項5号)ですが、限定提供データの転得者は「知って」=悪意のみが要件(2条1項12号)で重過失を含みません。似た条文ほど主観要件の差が狙われます。
  3. 保護期間の数字と起算点を取り違える。意匠権は出願日から25年、著作権は著作者の死後70年(無名・変名・団体名義は公表後70年)、商標権は設定登録から10年で更新可。期間と起算点(出願/登録/死亡/公表)を混同すると失点します。
  4. 「専有する」と「有する」の語尾で権利の性質が変わる。専用実施権・専用使用権は設定範囲で「専有する」が、通常実施権・通常使用権は「有する」にとどまります。間接侵害も、専用品型(〜にのみ用いる物)は主観要件不要、多機能品型は「知りながら」が要件と、類型で要件が変わります。

合格までの進め方

  1. 5法域を5章で一周し、配点の大きい特許を主戦場にする本サイトは短答式の国内法論点を5章(特許法・実用新案法、意匠法、商標法、著作権法、不正競争防止法)で収録しています。短答式は特許・実用新案の配点が最も大きいので、まず全体を一周しつつ特許を主戦場にします。
  2. 要件・期間・主観要件を根拠条文で正確に固める進歩性の「容易に/きわめて容易に」、意匠権25年・著作権死後70年・商標権10年といった保護期間、営業秘密と限定提供データの主観要件の差など、法域ごとの違いが狙われます。各選択肢の根拠条文(e-Gov法令データと照合済み)で「なぜそうか」まで確認します。
  3. 条約・論文式・口述式は別途対策する短答式には条約(パリ条約・特許協力条約など)も出ますが、条約は条文照合できないため本サイトは範囲外としています。論文式・口述式も別対策が必要です。本サイトは条文照合できる国内5法の短答論点に絞っているので、条約と論文・口述は専用教材で補い、本サイトは条文の根拠固めに使うのが効果的です。

短答式は満点の65%(60点中39点)が合格の基準で、かつ各科目に基準点があります。本サイトは条文照合できる国内法(特許・意匠・商標・著作権・不正競争防止法)の論点を収録します。

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