勉強方法

海事代理士の勉強方法

筆記試験+口述試験。筆記は科目数が多いの試験を、本サイト収録の全330問・22章で対策。試験概要と合格ラインをふまえた効率的な進め方をまとめました。

試験の概要

以下は2026年6月時点の公式情報です。最新の要項は公式サイトで確認してください。

主催
国土交通省(各地方運輸局が実施)
対象
本サイトは筆記試験で問われる法律論点(海事法令・一般法律)を、全選択肢の根拠条文つきで収録
試験方式
筆記試験(9月)+口述試験(11月)
筆記の科目
一般法律常識(憲法・民法・商法(海商編)・国土交通省設置法)+海事法令(船舶法・船舶安全法・船員法・船舶職員及び小型船舶操縦者法・港則法・海上交通安全法・海上運送法・内航海運業法・船舶のトン数の測度に関する法律・海洋汚染等及び海上災害の防止に関する法律・海上衝突予防法・国際海上物品運送法・港湾運送事業法・造船法・船員職業安定法)
口述の科目
船舶法・船舶安全法・船員法・船舶職員及び小型船舶操縦者法
受験料
6,800円(収入印紙)
受験資格
学歴・年齢・性別等による制限なし(誰でも受験できる)

出典:国土交通省 海事代理士になるには

合格率・受験者数・難易度

合格率(令和6年(2024年)筆記試験
51.9%
実受験者数(令和6年(2024年)筆記試験
441
受験資格
制限なし(どなたでも受験できます)
難易度の目安
入門〜標準レベル(合格率は比較的高め)

筆記試験の受験者441人・合格者229人(受験者に対する合格率51.9%)。合格率は年度により変動します。受験資格の制限はなく、誰でも受験できます。これは筆記試験の数値で、最終合格はこの後の口述試験を経て決まります。 出典:国土交通省 海事代理士試験 筆記試験合格者の発表

出題分野の内訳(本サイト収録問題ベース)

どの分野が手厚いかの目安です。本サイトに収録した問題の構成比であり、公式の出題比率とは異なる場合があります。

作問して見えた、海事代理士でつまずきやすい「型」

当サイトはこの試験の330問を自作し、全選択肢の根拠を条文・公的資料と一字一句照合しています。その作問・照合の過程で繰り返し現れた「間違えやすい構造」を、出題データから整理しました。一般的な勉強法の記事にはない、作問側から見た一次情報です。

配点の重心。330問の根拠を集計すると、民法が60問・船舶法が15問で、この2分野だけで全体の約2割を占めます。だから海事代理士の筆記は、船舶法・船舶安全法・船員法・船舶職員法などの海事法令を横断で一周しつつ、民法4章と国土交通省設置法まで落とさない方針が効率的です。科目数が多いため、条文ごとの数字・主体・手続順を根拠つきで短く反復します。

つまずきやすさには共通の「型」があります。作問中に意図的に仕込んだひっかけを分類すると、次のとおりです。

  1. 船舶の登録・証書・航行可否の順序を取り違える。船舶法では、船籍港の決定、総トン数の測度、登記、登録、船舶国籍証書の交付という流れを逆にすると誤りになります。『登記が先、登録が後』『証書を得てから航行』の順序を押さえます。
  2. 期間・トン数・旅客数の数字がそのまま問われる。船舶国籍証書の検認期間、登録事項変更の2週間、総トン数20トン、旅客定員12人超など、海事法令は数字の線引きが多い分野です。数字だけでなく、どの制度の基準かをセットで確認します。
  3. 似た法律の適用海域・適用場面を混同しやすい。海上衝突予防法、港則法、海上交通安全法は、どの海域・どの交通ルールに適用されるかを取り違えると失点します。一般法と特別法、港内と航路、特定海域の関係を分けて整理します。
  4. 国土交通省・地方運輸局・海上保安庁など主体の違いが狙われる。海事代理士が扱う手続は、国土交通省、地方運輸局、管海官庁、海上保安庁、海難審判所など主体が多く出ます。誰が許可・登録・検査・審判を行うかを条文上の主体で確認します。

合格までの進め方

  1. 22章を一周して、海事法令と一般法律を分けて把握する本サイトの海事代理士は、筆記試験で問われる法律論点を330問・22章で収録しています。船舶法・船舶安全法・船員法・船舶職員法などの海事法令に加え、憲法・民法・商法(海商編)・国土交通省設置法も含むため、最初に全章を一周して、海事固有の法律と一般法律のどちらで失点しやすいかを分けます。
  2. 海事固有の法律は、手続主体・証書・期間を条文で固める船舶の登録、船舶国籍証書、検査、船員、海技免許、港内交通、海上運送などは、誰が・いつ・何を申請、許可、登録、検査するかが問われます。各選択肢の根拠条文(e-Gov法令データと照合済み)で、主体・期間・数字を正確に確認します。
  3. 公式過去問で科目横断の形式に慣れ、口述は別途対策する国土交通省は海事代理士試験の筆記問題を公表しています。公式過去問で科目横断の出題形式を確認し、本サイトではつまずいた条文論点を章別に補強します。なお口述試験は船舶法・船舶安全法・船員法・船舶職員法が対象で、口頭で答える練習は別途必要です。

筆記は全科目の総得点(240点満点)の60%以上が基準で、全科目受験者の平均正答率が60%を上回る場合は平均正答率以上の得点で合格となります。本サイトは筆記で問われる海事法令・一般法律の論点を全選択肢の根拠条文つきで収録します。

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