問1ストレスチェックを受けることの位置づけ公式・公的資料で確認済み
厚生労働省「労働者の心の健康の保持増進のための指針」に関する次のア・イの記述について、その正誤の組み合わせとして最も適切なものを1つ選びなさい。
- ア.指針では、心の健康づくりを推進するためには、労働者自身がストレスに気づき、これに対処するための知識、方法を身につけ、それを実施することが重要であるとされている。
- イ.指針では、特別の理由がある場合を除き、すべての労働者はストレスチェックを受けなければならないと定められている。
- アー正、イー正
- アー正、イー誤
- アー誤、イー正
- アー誤、イー誤
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正解:2(アー正、イー誤)
- ア.正しい
- 指針5(1)セルフケアの冒頭記述と一致するため正しい
労働者の心の健康の保持増進のための指針 5(1)セルフケア「心の健康づくりを推進するためには、労働者自身がストレスに気づき、これに対処するための知識、方法を身につけ、それを実施することが重要である。」公式資料を確認
- イ.誤り
- 「望ましい」という指針の表現は義務ではなく推奨を意味するため、記述は誤り
労働者の心の健康の保持増進のための指針 5(1)セルフケア「特別の理由がない限り、すべての労働者がストレスチェックを受けることが望ましい。」公式資料を確認
ひっかけ「すべての労働者が受けなければならない」という強い義務表現に飛びつかない。指針の実際の文言は「望ましい」である。
解説ストレスチェック制度は事業者に実施義務があるが、労働者個人が受検するかどうかは指針上「望ましい」という推奨にとどまり、義務ではない。「事業者の義務」と「労働者個人への義務」を混同しない。
補足セルフケアの定義(指針5(1)冒頭)とストレスチェック受検の位置づけ(同項「望ましい」)をセットで確認する。
問24つのメンタルヘルスケアの種類公式・公的資料で確認済み
厚生労働省「労働者の心の健康の保持増進のための指針」が定める4つのメンタルヘルスケアに関する次のア・イの記述について、その正誤の組み合わせとして最も適切なものを1つ選びなさい。
- ア.指針は、労働者自身がストレスや心の健康について理解し自らのストレスを予防・軽減・対処する「セルフケア」、管理監督者が職場環境等の改善や相談対応を行う「ラインによるケア」、事業場内産業保健スタッフ等によるケア、事業場外資源によるケアの4つのケアが継続的かつ計画的に行われることが重要であるとしている。
- イ.指針は、メンタルヘルスケアはセルフケアとラインによるケアの2つで足り、事業場外資源によるケアは4つのケアには含まれていない。
- アー正、イー正
- アー正、イー誤
- アー誤、イー正
- アー誤、イー誤
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正解:2(アー正、イー誤)
- ア.正しい
- 指針の記述どおりで正しい
労働者の心の健康の保持増進のための指針 5柱書「メンタルヘルスケアは、労働者自身がストレスや心の健康について理解し、自らのストレスを予防、軽減するあるいはこれに対処する「セルフケア」」公式資料を確認
- イ.誤り
- 事業場外資源によるケアを除外している点が誤り
労働者の心の健康の保持増進のための指針 5柱書「事業場外の機関及び専門家を活用し、その支援を受ける「事業場外資源によるケア」の4つのケアが継続的かつ計画的に行われることが重要である。」公式資料を確認
ひっかけ「2つで足りる」「3つで足りる」という数を減らす記述に注意する。
解説4つのケアは、セルフケア・ラインによるケア・事業場内産業保健スタッフ等によるケア・事業場外資源によるケアの4種類。どれか一つを欠かさず暗記する。
補足4つのケアの名称と担い手を対で覚える。
問3セルフケアの対象者公式・公的資料で確認済み
指針が定めるセルフケアの対象者に関する次のア・イの記述について、その正誤の組み合わせとして最も適切なものを1つ選びなさい。
- ア.セルフケアは一般の労働者のみを対象とし、管理監督者は対象に含まれないとされている。
- イ.管理監督者にとってもセルフケアは重要であり、事業者はセルフケアの対象者として管理監督者も含めるものとされている。
- アー正、イー正
- アー正、イー誤
- アー誤、イー正
- アー誤、イー誤
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正解:3(アー誤、イー正)
- ア.誤り
- 管理監督者を対象外とする記述は指針と矛盾するため誤り
労働者の心の健康の保持増進のための指針 5(1)セルフケア「事業者は、セルフケアの対象者として管理監督者も含めるものとする。」公式資料を確認
- イ.正しい
- 指針の記述どおりで正しい
労働者の心の健康の保持増進のための指針 5(1)セルフケア「また、管理監督者にとってもセルフケアは重要であり、事業者は、セルフケアの対象者として管理監督者も含めるものとする。」公式資料を確認
ひっかけ「セルフケア=一般社員向け」という思い込みに注意する。
解説セルフケアは一般労働者だけでなく管理監督者も対象に含まれる。ラインによるケアの担い手である管理監督者自身も、セルフケアの実践主体である。
補足管理監督者は「ラインによるケアの担い手」と「セルフケアの対象者」の二重の立場にあることを確認する。
問4ラインによるケアの担い手・変則的な業務形態への対応公式・公的資料で確認済み
指針が定めるラインによるケアに関する次のア・イの記述について、その正誤の組み合わせとして最も適切なものを1つ選びなさい。
- ア.通常の管理監督者によるラインによるケアが困難な業務形態にある場合、その部門ではラインによるケアの実施自体を省略してよいとされている。
- イ.業務を一時的なプロジェクト体制で実施する等、通常のラインによるケアが困難な業務形態にある場合には、実務において指揮命令系統の上位にいる者等によりケアが行われる体制を整えるなど、ラインによるケアと同等のケアが確実に実施されるようにするものとされている。
- アー正、イー正
- アー正、イー誤
- アー誤、イー正
- アー誤、イー誤
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正解:3(アー誤、イー正)
- ア.誤り
- 実施を省略してよいとする記述は指針と矛盾するため誤り
労働者の心の健康の保持増進のための指針 5(2)ラインによるケア「ラインによるケアと同等のケアが確実に実施されるようにするものとする。」公式資料を確認
- イ.正しい
- 指針の記述どおりで正しい
労働者の心の健康の保持増進のための指針 5(2)ラインによるケア「業務を一時的なプロジェクト体制で実施する等、通常のラインによるケアが困難な業務形態にある場合には、実務において指揮命令系統の上位にいる者等によりケアが行われる体制を整えるなど、ラインによるケアと同等のケアが確実に実施されるようにするものとする。」公式資料を確認
ひっかけ「困難だから省略してよい」という短絡に注意する。
解説プロジェクト体制等の変則的な業務形態でも、ラインによるケアそのものを省略するのではなく、指揮命令系統の上位者等による同等のケアを確保する。
補足「困難な場合=代替の担い手を立てる」という指針の発想を押さえる。
問5産業医等の役割公式・公的資料で確認済み
指針が定める事業場内産業保健スタッフ等のうち産業医等の役割に関する次のア・イの記述について、その正誤の組み合わせとして最も適切なものを1つ選びなさい。
- ア.産業医等は、労働者の健康管理等を職務として担う者であるという面から、事業場の心の健康づくり計画の策定に助言、指導等を行い、これに基づく対策の実施状況を把握するとされている。
- イ.就業上の配慮が必要な場合、産業医等は事業者に必要な意見を述べる役割を担うとされている。
- アー正、イー正
- アー正、イー誤
- アー誤、イー正
- アー誤、イー誤
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正解:1(アー正、イー正)
- ア.正しい
- 指針の記述どおりで正しい
労働者の心の健康の保持増進のための指針 5(3)ア 産業医等「産業医等は、労働者の健康管理等を職務として担う者であるという面から、事業場の心の健康づくり計画の策定に助言、指導等を行い、これに基づく対策の実施状況を把握する。」公式資料を確認
- イ.正しい
- 指針の記述どおりで正しい
労働者の心の健康の保持増進のための指針 5(3)ア 産業医等「就業上の配慮が必要な場合には、事業者に必要な意見を述べる。」公式資料を確認
ひっかけ産業医等の役割を「診断のみ」と狭く捉えない。
解説産業医等は計画策定への助言・実施状況把握に加え、就業上の配慮が必要な場合に事業者へ意見を述べる役割を担う。
補足産業医等・衛生管理者等・保健師等それぞれの役割の違いを対比して覚える。
問6衛生管理者等の役割公式・公的資料で確認済み
指針が定める衛生管理者等の役割に関する次のア・イの記述について、その正誤の組み合わせとして最も適切なものを1つ選びなさい。
- ア.衛生管理者等は、心の健康づくり計画に基づき、産業医等の助言、指導等を踏まえて、具体的な教育研修の企画及び実施、職場環境等の評価と改善、心の健康に関する相談ができる雰囲気や体制づくりを行うとされている。
- イ.衛生管理者等は、産業医等と連携しながら事業場外資源との連絡調整に当たることが効果的であるとされている。
- アー正、イー正
- アー正、イー誤
- アー誤、イー正
- アー誤、イー誤
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正解:1(アー正、イー正)
- ア.正しい
- 指針の記述どおりで正しい
労働者の心の健康の保持増進のための指針 5(3)イ 衛生管理者等「衛生管理者等は、心の健康づくり計画に基づき、産業医等の助言、指導等を踏まえて、具体的な教育研修の企画及び実施、職場環境等の評価と改善、心の健康に関する相談ができる雰囲気や体制づくりを行う。」公式資料を確認
- イ.正しい
- 指針の記述どおりで正しい
労働者の心の健康の保持増進のための指針 5(3)イ 衛生管理者等「産業医等と連携しながら事業場外資源との連絡調整に当たることが効果的である。」公式資料を確認
ひっかけ衛生管理者等の役割を産業医等と混同しない。
解説衛生管理者等は教育研修の企画実施・職場環境の評価改善に加え、産業医等と連携した事業場外資源との連絡調整も担う。
補足衛生管理者等は「実務の企画・実施」に重心があることを押さえる。
問7事業場外資源によるケアの留意点公式・公的資料で確認済み
指針が定める事業場外資源によるケアに関する次のア・イの記述について、その正誤の組み合わせとして最も適切なものを1つ選びなさい。
- ア.事業場外資源の活用にあたっては、これに依存することにより事業者がメンタルヘルスケアの推進について主体性を失わないよう留意すべきであるとされている。
- イ.事業場外資源を活用する場合、メンタルヘルスケアに関するサービスが適切に実施できる体制や情報管理が適切に行われる体制が整備されているか等について、事前に確認することが望ましいとされている。
- アー正、イー正
- アー正、イー誤
- アー誤、イー正
- アー誤、イー誤
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正解:1(アー正、イー正)
- ア.正しい
- 指針の記述どおりで正しい
労働者の心の健康の保持増進のための指針 5(4)事業場外資源によるケア「事業場外資源の活用にあたっては、これに依存することにより事業者がメンタルヘルスケアの推進について主体性を失わないよう留意すべきである。」公式資料を確認
- イ.正しい
- 指針の記述どおりで正しい
労働者の心の健康の保持増進のための指針 5(4)事業場外資源によるケア「メンタルヘルスケアに関するサービスが適切に実施できる体制や、情報管理が適切に行われる体制が整備されているか等について、事前に確認することが望ましい。」公式資料を確認
ひっかけ「外部に任せれば安心」という単純化に注意する。
解説事業場外資源は有効に活用しつつ、依存しすぎて事業者が主体性を失わないよう留意し、活用前に体制の事前確認を行う。
補足「活用」と「依存しすぎない」の両立という指針のバランス感覚を押さえる。
問8心の健康づくり計画の策定手続公式・公的資料で確認済み
指針が定める心の健康づくり計画の策定手続に関する次のア・イの記述について、その正誤の組み合わせとして最も適切なものを1つ選びなさい。
- ア.事業者は、衛生委員会又は安全衛生委員会において十分調査審議を行い、メンタルヘルスケアに関する事業場の現状とその問題点を明確にし、その問題点を解決する具体的な実施事項等についての基本的な計画を策定・実施するものとされている。
- イ.心の健康づくり計画は、事業者が単独で内容を決定して差し支えなく、衛生委員会又は安全衛生委員会での調査審議は必須ではないとされている。
- アー正、イー正
- アー正、イー誤
- アー誤、イー正
- アー誤、イー誤
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正解:2(アー正、イー誤)
- ア.正しい
- 指針の記述どおりで正しい
労働者の心の健康の保持増進のための指針 2 メンタルヘルスケアの基本的考え方「衛生委員会又は安全衛生委員会(以下「衛生委員会等」という。)において十分調査審議を行い、メンタルヘルスケアに関する事業場の現状とその問題点を明確にし、その問題点を解決する具体的な実施事項等についての基本的な計画(以下「心の健康づくり計画」という。)を策定・実施する」公式資料を確認
- イ.誤り
- 衛生委員会等の審議を不要とする記述は指針と矛盾するため誤り
労働者の心の健康の保持増進のための指針 2 メンタルヘルスケアの基本的考え方「衛生委員会又は安全衛生委員会(以下「衛生委員会等」という。)において十分調査審議を行い」公式資料を確認
ひっかけ「事業者が計画を作る」という表現だけを見て、審議手続の要否を読み飛ばさない。
解説心の健康づくり計画は事業者が単独で決めるのではなく、衛生委員会又は安全衛生委員会での十分な調査審議を経て策定される。
補足衛生委員会等での調査審議が計画策定の前提であることを確認する。
問9一次予防・二次予防・三次予防公式・公的資料で確認済み
指針が定める一次予防・二次予防・三次予防に関する次のア・イの記述について、その正誤の組み合わせとして最も適切なものを1つ選びなさい。
- ア.ストレスチェック制度の活用や職場環境等の改善を通じて、メンタルヘルス不調を未然に防止することを「一次予防」というとされている。
- イ.メンタルヘルス不調となった労働者の職場復帰を支援等を行うことは「二次予防」に当たるとされている。
- アー正、イー正
- アー正、イー誤
- アー誤、イー正
- アー誤、イー誤
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正解:2(アー正、イー誤)
- ア.正しい
- 指針の記述どおりで正しい
労働者の心の健康の保持増進のための指針 2 メンタルヘルスケアの基本的考え方「ストレスチェック制度の活用や職場環境等の改善を通じて、メンタルヘルス不調を未然に防止する「一次予防」」公式資料を確認
- イ.誤り
- 職場復帰支援を二次予防とする記述は指針と矛盾するため誤り
労働者の心の健康の保持増進のための指針 2 メンタルヘルスケアの基本的考え方「メンタルヘルス不調となった労働者の職場復帰を支援等を行う「三次予防」」公式資料を確認
ひっかけ「早期発見」と「職場復帰支援」の順序を入れ替えないよう注意する。
解説一次予防=未然防止、二次予防=早期発見・適切な措置、三次予防=職場復帰支援等、という3段階の対応を順序どおりに押さえる。
補足「防ぐ→見つける→戻す」の順で一次・二次・三次予防を対応させて覚える。
問10心の健康問題の特性への留意公式・公的資料で確認済み
指針が留意事項として挙げる心の健康問題の特性に関する次のア・イの記述について、その正誤の組み合わせとして最も適切なものを1つ選びなさい。
- ア.心の健康については、客観的な測定方法が十分確立しておらず、その評価には労働者本人から心身の状況に関する情報を取得する必要があり、心の健康問題の発生過程には個人差が大きく、そのプロセスの把握が難しいとされている。
- イ.心の健康問題は、すべての労働者に関わることであり、すべての労働者が心の問題を抱える可能性があるとされている。
- アー正、イー正
- アー正、イー誤
- アー誤、イー正
- アー誤、イー誤
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正解:1(アー正、イー正)
- ア.正しい
- 指針の記述どおりで正しい
労働者の心の健康の保持増進のための指針 2① 心の健康問題の特性「心の健康については、客観的な測定方法が十分確立しておらず、その評価には労働者本人から心身の状況に関する情報を取得する必要があり、さらに、心の健康問題の発生過程には個人差が大きく、そのプロセスの把握が難しい。」公式資料を確認
- イ.正しい
- 指針の記述どおりで正しい
労働者の心の健康の保持増進のための指針 2① 心の健康問題の特性「心の健康は、すべての労働者に関わることであり、すべての労働者が心の問題を抱える可能性がある」公式資料を確認
ひっかけ「特殊な人だけの問題」という誤解に注意する。
解説心の健康問題は客観的な測定が難しく個人差が大きい一方、すべての労働者に関わりうる普遍的な問題であるという二面性を押さえる。
補足心の健康問題の特性は「測定・把握の難しさ」と「普遍性」の2点で整理する。
問11労働者の個人情報の保護への配慮公式・公的資料で確認済み
指針が留意事項として挙げる労働者の個人情報の保護に関する次のア・イの記述について、その正誤の組み合わせとして最も適切なものを1つ選びなさい。
- ア.メンタルヘルスケアを進めるに当たっては、健康情報を含む労働者の個人情報の保護及び労働者の意思の尊重に留意することが重要であるとされている。
- イ.個人情報の保護への配慮は、労働者が安心してメンタルヘルスケアに参加できることにつながり、ひいてはメンタルヘルスケアがより効果的に推進されるための条件であるとされている。
- アー正、イー正
- アー正、イー誤
- アー誤、イー正
- アー誤、イー誤
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正解:1(アー正、イー正)
- ア.正しい
- 指針の記述どおりで正しい
労働者の心の健康の保持増進のための指針 2② 労働者の個人情報の保護への配慮「メンタルヘルスケアを進めるに当たっては、健康情報を含む労働者の個人情報の保護及び労働者の意思の尊重に留意することが重要である。」公式資料を確認
- イ.正しい
- 指針の記述どおりで正しい
労働者の心の健康の保持増進のための指針 2② 労働者の個人情報の保護への配慮「労働者が安心してメンタルヘルスケアに参加できること、ひいてはメンタルヘルスケアがより効果的に推進されるための条件である。」公式資料を確認
ひっかけ個人情報保護を「制約」としてのみ捉えず、推進の条件でもあることを押さえる。
解説個人情報保護への配慮は単なる義務ではなく、労働者が安心して参加できる基盤であり、メンタルヘルスケア自体の効果的な推進につながる条件として位置づけられている。
補足「保護への配慮」→「安心して参加」→「効果的な推進」という因果関係を確認する。
問12人事労務管理との関係公式・公的資料で確認済み
指針が留意事項として挙げる人事労務管理との関係に関する次のア・イの記述について、その正誤の組み合わせとして最も適切なものを1つ選びなさい。
- ア.労働者の心の健康は、職場配置、人事異動、職場の組織等の人事労務管理とは無関係であり、これらの要因が心の健康に影響を与えることはないとされている。
- イ.メンタルヘルスケアは、人事労務管理とは独立した施策であり、人事労務管理と連携しなくても適切に進めることができるとされている。
- アー正、イー正
- アー正、イー誤
- アー誤、イー正
- アー誤、イー誤
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正解:4(アー誤、イー誤)
- ア.誤り
- 人事労務管理を無関係とする記述は指針と矛盾するため誤り
労働者の心の健康の保持増進のための指針 2③ 人事労務管理との関係「労働者の心の健康は、職場配置、人事異動、職場の組織等の人事労務管理と密接に関係する要因によって、大きな影響を受ける。」公式資料を確認
- イ.誤り
- 人事労務管理との連携が不要とする記述は指針と矛盾するため誤り
労働者の心の健康の保持増進のための指針 2③ 人事労務管理との関係「メンタルヘルスケアは、人事労務管理と連携しなければ、適切に進まない場合が多い。」公式資料を確認
ひっかけ「メンタルヘルスケア=産業保健スタッフの独立業務」という切り分けに注意する。
解説メンタルヘルスケアは人事労務管理と密接に関係しており、両者が連携しなければ適切に進まない場合が多いという指針の立場を押さえる。
補足職場配置・人事異動・組織等の人事労務管理要因が心の健康に影響することを確認する。
問13労働者による自発的な相談とセルフチェック公式・公的資料で確認済み
指針が定めるメンタルヘルス不調への気付きと対応のうち、労働者による自発的な相談とセルフチェックに関する次のア・イの記述について、その正誤の組み合わせとして最も適切なものを1つ選びなさい。
- ア.事業者は、労働者によるメンタルヘルス不調への気付きを促進するため、事業場の実態に応じて、その内部に相談に応ずる体制を整備する、事業場外の相談機関の活用を図る等、労働者が自ら相談を行えるよう必要な環境整備を行うものとされている。
- イ.ストレスチェック結果の通知を受けた労働者に対しては相談の窓口を広げず、通常の相談体制のみで対応すべきとされている。
- アー正、イー正
- アー正、イー誤
- アー誤、イー正
- アー誤、イー誤
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正解:2(アー正、イー誤)
- ア.正しい
- 指針の記述どおりで正しい
労働者の心の健康の保持増進のための指針 メンタルヘルス不調への気付きと対応 ア「事業者は、労働者によるメンタルヘルス不調への気付きを促進するため、事業場の実態に応じて、その内部に相談に応ずる体制を整備する、事業場外の相談機関の活用を図る等、労働者が自ら相談を行えるよう必要な環境整備を行うものとする。」公式資料を確認
- イ.誤り
- 相談窓口を広げないとする記述は指針と矛盾するため誤り
労働者の心の健康の保持増進のための指針 メンタルヘルス不調への気付きと対応 ア「この相談体制については、ストレスチェック結果の通知を受けた労働者に対して、相談の窓口を広げ、相談しやすい環境を作るために重要であること。」公式資料を確認
ひっかけ「結果を通知したら終わり」という発想に注意する。通知後の相談体制がセットになっている。
解説ストレスチェック結果の通知を受けた労働者に対しては、通常の相談体制に加えて相談の窓口を広げ、相談しやすい環境を作ることが重要とされている。
補足自発的な相談体制の整備とセルフチェックの機会提供をセットで確認する。
問14管理監督者による相談対応公式・公的資料で確認済み
指針が定めるメンタルヘルス不調への気付きと対応のうち、管理監督者による相談対応に関する次のア・イの記述について、その正誤の組み合わせとして最も適切なものを1つ選びなさい。
- ア.管理監督者は、日常的に、労働者からの自発的な相談に対応するよう努める必要があるとされている。
- イ.長時間労働等により疲労の蓄積が認められる労働者や、強度の心理的負荷を伴う出来事を経験した労働者については、管理監督者が特に個別の配慮を要する対象からは除外されるとされている。
- アー正、イー正
- アー正、イー誤
- アー誤、イー正
- アー誤、イー誤
解答・解説を見る
正解:2(アー正、イー誤)
- ア.正しい
- 指針の記述どおりで正しい
労働者の心の健康の保持増進のための指針 メンタルヘルス不調への気付きと対応 イ「管理監督者は、日常的に、労働者からの自発的な相談に対応するよう努める必要がある。」公式資料を確認
- イ.誤り
- 対象から除外するという記述は指針と矛盾するため誤り
労働者の心の健康の保持増進のための指針 メンタルヘルス不調への気付きと対応 イ「特に、長時間労働等により疲労の蓄積が認められる労働者、強度の心理的負荷を伴う出来事を経験した労働者、その他特に個別の配慮が必要と思われる労働者から、話を聞き、適切な情報を提供し」公式資料を確認
ひっかけ「日常的な相談対応」と「特に個別の配慮が必要な場合の対応」を区別しつつ、どちらも管理監督者の役割であることを見落とさない。
解説管理監督者は日常的な相談対応に努めるとともに、長時間労働等で疲労が蓄積している労働者等には特に個別の配慮をもって対応する必要がある。
補足個別配慮が必要な労働者の類型(長時間労働・強度の心理的負荷等)を確認する。
問15事業場内メンタルヘルス推進担当者の選任要件公式・公的資料で確認済み
指針が定める事業場内メンタルヘルス推進担当者の選任に関する次のア・イの記述について、その正誤の組み合わせとして最も適切なものを1つ選びなさい。
- ア.事業場内メンタルヘルス推進担当者は、労働者について解雇、昇進又は異動に関して直接の権限を持つ監督的地位にある者(人事権を有する者)を選任することは適当でないとされている。
- イ.ストレスチェック制度において、労働安全衛生規則第52条の10第2項により、ストレスチェックを受ける労働者について人事権を有する者は、ストレスチェックの実施の事務に従事してはならないこととされている。
- アー正、イー正
- アー正、イー誤
- アー誤、イー正
- アー誤、イー誤
解答・解説を見る
正解:1(アー正、イー正)
- ア.正しい
- 指針の記述どおりで正しい
労働者の心の健康の保持増進のための指針 5(3) 事業場内産業保健スタッフ等によるケア「事業場内メンタルヘルス推進担当者は、労働者のメンタルヘルスに関する個人情報を取り扱うことから、労働者について解雇、昇進又は異動に関して直接の権限を持つ監督的地位にある者(以下「人事権を有する者」という。)を選任することは適当でないこと。」公式資料を確認
- イ.正しい
- 指針の記述どおりで正しい
労働者の心の健康の保持増進のための指針 5(3) 事業場内産業保健スタッフ等によるケア「ストレスチェック制度においては、労働安全衛生規則第52条の10第2項により、ストレスチェックを受ける労働者について人事権を有する者は、ストレスチェックの実施の事務に従事してはならないこととされていることに留意すること。」公式資料を確認
ひっかけ「担当者になれない」ことと「事務に従事できない」ことは別々の禁止規定であることに注意する。
解説人事権を有する者は、事業場内メンタルヘルス推進担当者への選任が不適当とされるだけでなく、ストレスチェックの実施事務への従事も禁止されている。個人情報保護の観点から一貫している。
補足人事権を有する者に対する2つの制約(担当者選任の不適当性・実施事務従事の禁止)をセットで確認する。