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勉強方法

危険物取扱者乙種第4類の勉強方法

合格率31.7%(2024年度)、マークカード五肢択一式・35問・2時間の試験を、本サイト収録の全100問・4章で対策。試験概要、合格ライン、章ごとの収録問題から、先に解く分野と戻る分野を整理します。

  • 100問 収録
  • 4章 対応
  • 勉強法整理
  • 根拠つき

試験の概要

以下は2026年8月時点の公式情報です。最新の要項は公式サイトで確認してください。

実施
一般財団法人消防試験研究センター(都道府県支部)
資格区分
危険物取扱者 乙種第4類
出題形式
マークカードの筆記試験・五肢択一式(実技なし)
出題数
35問(危険物に関する法令15問・基礎的な物理学及び基礎的な化学10問・危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法10問)
試験時間
2時間(科目の一部免除がある場合は免除問題数に応じて短縮)
合格基準
3科目とも、科目ごとの成績が60%以上(科目免除者はその科目を除く)
確認日
2026年10月21日(消防試験研究センター「試験科目及び問題数」「試験の方法」)
対策範囲
本サイトは消防法上の危険物規制(法令科目)を対象。物理学・化学と第4類の性質・消火は網羅しない

出典:消防試験研究センター 危険物取扱者試験

合格率・受験者数・難易度

合格率(2024年度)
約31.7%
実受験者数(2024年度)
223,846人
難易度の目安
やや難しめ(実務レベル)

乙種第4類の令和6年度の実績。合格者は71,023人です。危険物取扱者試験全体の平均合格率は38.6%で、種類ごとに異なります。合格率は年度により変動します。 出典:総務省消防庁 令和6年度危険物規制事務統計表

出題分野の内訳(本サイト収録問題ベース)

「消防法」と「危険物の規制に関する政令」の2分野で、収録問題の約96%を占めます。まずはこの2分野から始めるのが近道です。

分野ごとの収録問題数の割合です。本サイトに収録した問題の構成比であり、公式の出題比率とは異なる場合があります。

  • 消防法54問・54%
  • 危険物の規制に関する政令42問・42%
  • 危険物の規制に関する規則4問・4%

まず解くべき章

全4章を一気に読む前に、収録問題数が多い章から演習すると、危険物取扱者乙種第4類で問われやすい制度・用語の輪郭をつかみやすくなります。件数と論点は本サイト収録問題ベースです。

優先章問題数代表論点演習
1第1章 危険物取扱者乙4:消防法上の危険物規制55問消防法の目的/危険物の法定定義・危険物の法定定義/関係者の定義・関係者の定義/火災予防の資料提出等・火災予防の資料提出等/防火管理者の選任この章を解く
2第2章 危険物取扱者乙4:指定数量と混在計算15問第一石油類・第四類の指定数量/混在時の指定数量倍数・第二石油類と第三石油類の混在/指定数量未満の判断・特殊引火物と第一石油類の混在/指定数量倍数この章を解く
3第3章 危険物取扱者乙4:保安体制15問危険物保安統括管理者の選任数量と資格・危険物保安統括管理者の選任・解任の届出・危険物取扱者の保安講習の受講義務・保安講習の受講時期と次回までの期間この章を解く
4第4章 危険物取扱者乙4:貯蔵・取扱いの基準と運搬・移送の基準15問指定数量以上の仮貯蔵・仮取扱いの承認と期間・貯蔵・取扱いの基準と位置構造設備の基準の定め方・貯蔵・取扱いの共通基準:火気・整理清掃・廃棄・貯蔵・取扱いの共通基準:修理と電気火花の防止この章を解く

作問して見えた、危険物取扱者乙種第4類でつまずきやすい「型」

当サイトはこの試験の100問を自作し、法令問題はe-Gov法令本文との逐語照合を中心に、一次資料で確認しています。その作問・確認の過程で繰り返し現れた「間違えやすい構造」を、出題データから整理しました。一般的な勉強法の記事にはない、作問側から見た一次情報です。

配点の重心。100問の根拠を集計すると、消防法が54問・危険物の規制に関する政令が42問で、この2分野だけで全体の約10割を占めます。乙4では、指定数量、製造所等の許可、完成検査、保安監督者・保安員を順に結びます。指定数量の演習は政令別表第三の品名・性状と倍率計算に限定し、未検証の物性は扱いません。

つまずきやすさには共通の「型」があります。作問中に意図的に仕込んだひっかけを分類すると、次のとおりです。

  1. 指定数量以上と未満を同じ規制だと思い込む。消防法10条の規制と、条例による規制が問題となる領域を区別して読みます。
  2. 設置許可を受ければ直ちに使えると考える。施設を使用する前には、完成検査で技術上の基準への適合が認められる必要があります。
  3. 保安監督者と保安員を同じ役割にする。保安監督者は危険物取扱作業の保安監督、保安員は構造・設備に係る保安業務というように根拠条文と役割が異なります。

合格までの進め方

  1. 指定数量と施設規制を先に整理する危険物の定義、指定数量、製造所・貯蔵所・取扱所の関係を、消防法の条文に戻して整理します。
  2. 許可・完成検査・維持を順番で覚える設置の許可、完成検査、使用開始後の維持義務を一続きの手続として確認します。
  3. 指定数量は別表と倍率で検算する第四類の指定数量は品名・水溶性などの性状で異なります。各数量を指定数量で割り、混在時は倍率を合計します。物性・消火は公式教材で別途学習します。

科目ごとの成績が60%以上で合格(3科目とも)。本サイトは法令科目を確認する補助演習で、物理学・化学や第4類の性質は別の教材で補います。

勉強時間の目安と独学の進め方(科目ごとの合格ライン)

消防試験研究センターは、勉強時間の目安を公表していません。必要な時間は化学や法令の経験によって大きく変わるため、時間の数字より先に、科目ごとの合格ラインから「どこで何問取るか」を決めると独学の計画が立てやすくなります。

科目出題数60%以上の問題数
危険物に関する法令15問9問
基礎的な物理学及び基礎的な化学10問6問
危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法10問6問

出典:消防試験研究センター「試験科目及び問題数」「試験の方法」(確認日 2026年10月21日)。合格は3科目とも60%以上で、1科目でも下回ると不合格です。

  1. 1科目ずつ合格ラインを確かめる総得点ではなく科目ごとの判定なので、得意科目で稼いでも苦手科目の不足は補えません。物理学・化学が苦手なら、その科目に時間を多めに割り振ります。
  2. 法令は本サイトの演習で根拠まで戻す本サイトの法令科目は全100問です。たとえば1日10問ずつ進めると10日で一巡できます(本サイトでの目安であり、公式の学習時間ではありません)。間違えた問題は条文の根拠を読み、数日あけて解き直します。
  3. 物理学・化学と性質・消火は別の教材で補うこの2科目は本サイトの収録範囲外です。参考書・問題集の選び方で教材を絞り、公式の過去問PDFの入手先で出題の形を確かめます。
  4. 直前期は科目別の点数を記録する過去問を解いたら総点ではなく、3科目それぞれが60%を超えたかを見ます。直前の2週間の回し方は乙4 直前2週間の勉強法、合格後の進路は乙4合格後に乙種他類・丙種・甲種を受けるにはで確認できます。

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