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名刺交換マナー・第2

企業実務の問題(5問)

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この章で確認する論点

2章では、名刺交換の順序とマナー・人物紹介の順序・上座・下座の基本原則・お辞儀の種類と使い分け・敬語の使い分けと二重敬語を中心に5問を収録しています。正解番号だけでなく、選択肢ごとの根拠と誤りの理由まで確認します。

  • 順序に決まりがない・机越しでもよい・指がかかっても失礼でない、といった『細かいことは気にしなくてよい』という思い込みを持ち込まない。
  • 『敬意を示す=目上を先に』という直感で、目上の人を先に紹介してしまわないよう注意する。
  • 『上座=奥の席』というイメージだけで覚えて、タクシーやエレベーターなど場面が変わったときに基準を誤らないようにする。

問題と解説を読む5問・答え付き

答え・解説つきで5問を読めます。自分で解いて試すには、上の「この章を解く」からどうぞ。

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1名刺交換の順序とマナー

名刺交換のマナーに関する次のアからエまでの記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

  • 名刺は立場が下の人・訪問した側から先に渡すのが基本で、複数人いる場合は双方とも役職の高い人から順に交換していく。
  • 名刺交換の順序に決まりはなく、名刺入れを先に取り出せた人から渡せばよい。
  • 受け取った名刺は、相手の氏名や社名ロゴの上に指がかかっても失礼にはあたらない。
  • 名刺交換は机を挟んだままでもよく、わざわざ立ち上がって回り込む必要はない。
解答・解説を見る

正解:アの記述

正しい
名刺交換は立場が下の人・訪問した側から先に渡し、複数人いる場合は役職の高い人から順に交換するのが複数の解説記事で共通して述べられており、記述は適切である
誤り
名刺交換の順序は立場が下の人・訪問した側から先という決まりがあり、決まりがないとする記述は誤りである
誤り
受け取った名刺は相手の氏名や社名ロゴに指がかからないよう余白部分を持つのが基本とされており、かかっても失礼にあたらないとする記述は誤りである
誤り
名刺交換は机を挟まず立って正面から向き合って行うのが基本とされており、机を挟んだままでよいとする記述は誤りである

ひっかけ順序に決まりがない・机越しでもよい・指がかかっても失礼でない、といった『細かいことは気にしなくてよい』という思い込みを持ち込まない。

解説名刺交換は「誰が先に渡すか」「複数人ならどの順で交換するか」「机を挟まず立って行う」「受け取り方(氏名・ロゴを避ける)」という一連の作法をセットで押さえる。個々のルールを単独で覚えるより、訪問先での一連の流れとして身体で覚えると崩れにくい。

補足名刺交換の一連の流れ(順序→立って正面で→渡し方→受け取り方)を順番で確認する。

2人物紹介の順序

ビジネスの場での人物紹介に関する次のアからエまでの記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

  • 人を紹介するときは、まず自社の人を他社の人に紹介し、その後で他社の人を自社の人に紹介する。また、目下の人を目上の人に先に紹介する。
  • 人を紹介するときは、まず他社の人を自社の人に紹介し、その後で自社の人を他社の人に紹介するのが正しい順序である。
  • 目上の人を目下の人に先に紹介し、その後で目下の人を目上の人に紹介するのが正しい順序である。
  • 自社の上司を複数人紹介する場合、役職に関係なく年齢が若い人から先に紹介するのが正しい順序である。
解答・解説を見る

正解:アの記述

正しい
人物紹介は自社の人を他社の人に先に紹介し、目下の人を目上の人に先に紹介するのが複数の解説記事で共通して述べられており、記述は適切である
誤り
人物紹介は自社の人を他社の人に先に紹介するのが基本であり、他社の人を先に紹介する順序は逆であるため記述は誤りである
誤り
人物紹介は目下の人を目上の人に先に紹介するのが基本であり、目上の人を先に紹介する順序は逆であるため記述は誤りである
誤り
複数人を紹介する場合は役職・肩書が上の人から順に紹介するのが基本であり、年齢の若さを基準にするとする記述は誤りである

ひっかけ『敬意を示す=目上を先に』という直感で、目上の人を先に紹介してしまわないよう注意する。

解説紹介の順序は「自社→他社」「目下→目上」という2つの原則の組み合わせで決まる。どちらか一方だけを覚えると、複数人が同時に絡む場面で順序を誤りやすい。

補足自社→他社・目下→目上の2原則と、複数人の場合の役職順をセットで確認する。

3上座・下座の基本原則

上座・下座に関する次のアからエまでの記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

  • 応接室では出入口から最も遠い席が上座、入口に近い席が下座であり、お客様には上座を勧めるのが基本である。
  • 応接室の上座・下座は部屋の広さのみで決まり、出入口からの距離とは無関係である。
  • タクシーに乗る際の上座は助手席であり、運転席の後ろの席は下座にあたる。
  • エレベーターを降りる際は、自分(下位の人)が先に降りて目上の人を誘導するのが基本である。
解答・解説を見る

正解:アの記述

正しい
応接室・会議室では出入口から最も遠い席が上座、入口に近い席が下座とするのが複数の解説記事で共通して述べられており、記述は適切である
誤り
上座・下座は出入口からの距離によって決まるとされており、部屋の広さのみで決まるとする記述は誤りである
誤り
タクシーでは運転席の後ろが上座とされており、助手席を上座とする記述は誤りである
誤り
エレベーターを降りる際は目上の人・お客様が先に降りるのが基本とされており、自分が先に降りるとする記述は誤りである

ひっかけ『上座=奥の席』というイメージだけで覚えて、タクシーやエレベーターなど場面が変わったときに基準を誤らないようにする。

解説上座・下座は『目上の人・お客様が最も配慮された位置や順序になる』という考え方が場面ごとに形を変えたものである。応接室(出入口からの距離)・タクシー(運転席との位置関係)・エレベーター(乗り降りの順序)それぞれの基準を個別に覚えるのではなく、根底にある考え方から理解する。

補足応接室・タクシー・エレベーターそれぞれの上座・下座の基準を場面ごとに確認する。

4お辞儀の種類と使い分け

お辞儀の種類と使い分けに関する次のアからエまでの記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

  • お辞儀は角度によって会釈(約15度)・敬礼(約30度)・最敬礼(約45度以上)の3種類に分かれ、場面に応じて使い分ける。
  • お辞儀の角度は場面によらず常に一定であり、会釈・敬礼・最敬礼という区別をする必要はない。
  • 謝罪やクレーム対応の場面では、最も浅い角度である会釈を用いるのが適切である。
  • 廊下ですれ違う際の軽い挨拶には、最も深い角度である最敬礼を用いるのが適切である。
解答・解説を見る

正解:アの記述

正しい
お辞儀は角度によって会釈・敬礼・最敬礼の3種類に分かれ、場面に応じて使い分けるのが複数の解説記事で共通して述べられており、記述は適切である
誤り
お辞儀は角度によって会釈・敬礼・最敬礼の3種類に区別され、場面ごとに使い分けるとされており、区別不要とする記述は誤りである
誤り
謝罪やクレーム対応には最も深い角度の最敬礼を用いるとされており、最も浅い会釈を用いるとする記述は誤りである
誤り
廊下ですれ違う際の軽い挨拶には最も浅い角度の会釈を用いるとされており、最も深い最敬礼を用いるとする記述は誤りである

ひっかけ「深く頭を下げるほど丁寧」という単純な思い込みで、日常の挨拶にまで最敬礼を使わないよう注意する。

解説お辞儀の角度は『場面の重さ』と対応している。日常のすれ違いに深いお辞儀(最敬礼)をすると大げさになり、謝罪の場面で浅いお辞儀(会釈)をすると軽んじている印象を与える。角度と場面の対応関係をセットで覚える。

補足会釈・敬礼・最敬礼それぞれの角度と使用場面を対で確認する。

5敬語の使い分けと二重敬語

敬語の使い分けに関する次のアからエまでの記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

  • 尊敬語は相手や第三者の行動を高めて表現し、謙譲語は自分や自分側の人の行動をへりくだって表現することで相手を立てる敬語である。
  • 謙譲語は相手の行動を高めて表現する敬語であり、尊敬語は自分の行動をへりくだって表現する敬語である。
  • 「ご覧になられる」は「ご覧になる」をより丁寧にした正しい敬語表現であり、二重敬語にはあたらない。
  • 丁寧語は相手の行動や状態を高めて敬意を表す言葉であり、尊敬語と同じ働きをする敬語である。
解答・解説を見る

正解:アの記述

正しい
尊敬語は相手や第三者の行動を高め、謙譲語は自分の行動をへりくだって相手を立てるという定義が複数の解説記事で共通して述べられており、記述は適切である
誤り
尊敬語は相手の行動を高め、謙譲語は自分の行動をへりくだる敬語であり、両者の説明を入れ替えた記述は誤りである
誤り
「ご覧になる」は既に尊敬語であり、「られる」を重ねた「ご覧になられる」は二重敬語にあたるため、二重敬語にはあたらないとする記述は誤りである
誤り
丁寧語は聞き手に対する丁寧さを表す言葉であり、相手の行動を高める尊敬語とは働きが異なるため、両者を同じとする記述は誤りである

ひっかけ尊敬語と謙譲語の説明を入れ替えて覚えない。『高める』のは相手、『へりくだる』のは自分、と主語で区別する。

解説尊敬語・謙譲語・丁寧語は「誰の行動を」「どう表現するか」で見分ける。尊敬語=相手の行動を高める、謙譲語=自分の行動をへりくだる、丁寧語=聞き手への丁寧さを語尾で表す、という3つの働きの違いをセットで押さえる。

補足尊敬語・謙譲語・丁寧語それぞれの『誰の行動に使うか』を対比して確認する。

読み終えたら、解いて採点

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