ビジネス会計検定2級
ビジネス会計検定2級の出題範囲と3級との違い(解く順番・合格率)
ビジネス会計検定の3級は個別の財務諸表を読む試験で、2級は有価証券報告書の連結財務諸表を分析する試験です。この記事は、2級の出題範囲を3級と並べ、試験時間、合格基準、受験料、直近2回の合格率、最初に取り組む順番を、ビジネス会計検定試験の公式資料で整理します(確認日:2026年10月25日)。このサイトの問題は3級のみで、2級の問題はありません。
2級と3級の違い
試験時間と合格基準は同じで、対象の財務諸表と分析の広さが変わります。
| 項目 | 3級 | 2級 |
|---|---|---|
| 対象の財務諸表 | 個別の貸借対照表・損益計算書・キャッシュ・フロー計算書 | 有価証券報告書の連結財務諸表 |
| 到達目標 | 財務諸表を理解するための基礎的な力 | 企業の経営戦略や事業戦略を理解するため、財務諸表を分析する力 |
| 問題形式・制限時間 | マークシート方式・2時間 | マークシート方式・2時間 |
| 合格基準 | 100点満点で70点以上 | 100点満点で70点以上 |
| 受験料(税込) | 4,950円 | 7,480円 |
2級の出題範囲
公式の「級別内容・出題範囲」は、2級の出題範囲を2つの大きな柱で示しています。
財務諸表の構造や読み方、諸法令
会計の意義と制度、連結財務諸表の構造と読み方
財務諸表の応用的な分析
基本分析、連単倍率と規模倍率、安全性の分析、収益性の分析、キャッシュ・フローの分析、セグメント情報の分析、損益分岐点分析、株価等の分析、1人当たり分析
3級の範囲は、財務諸表の構造と読み方の基礎知識と、基本分析、成長率、安全性、キャッシュ・フロー、収益性、1株当たり、1人当たりの分析です。2級にあって3級に無い項目は、連結財務諸表、連単倍率と規模倍率、セグメント情報の分析、損益分岐点分析、株価等の分析です。3級の内容は2級にも含まれます。
合格率は3級より低い
公式が公表した2025年度の2回分の結果は、次のとおりです。
| 回(実施日) | 2級の申込者 | 2級の受験者 | 2級の合格者 | 2級の合格率 | 3級の合格率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 第37回(2025年10月19日) | 2,392人 | 1,860人 | 895人 | 48.1% | 60.0% |
| 第38回(2026年3月8日) | 2,766人 | 2,075人 | 905人 | 43.6% | 67.2% |
2級は2回とも40%台で、同じ回の3級より約12ポイントから24ポイント低くなっています。ただし2回分の数字なので、回による振れを見込んで読んでください。
最初に解く順番
公式の出題範囲を、3級と共通の部分から2級で増える部分の順に並べた進め方の案です。順番は、このサイトの学習の組み立て方であり、公式の指定ではありません。
1. 3級の範囲を解き直す
上位級は下位級の知識を前提とし、下位級のテキストの内容を含むと公式が説明しています。3級の安全性・収益性・キャッシュ・フローの分析が曖昧なら、先にそこを固めます。
2. 連結財務諸表の構造と読み方
2級で最初に増える項目です。3級の個別の財務諸表との違いを押さえると、以降の分析が読みやすくなります。
3. 連単倍率・規模倍率とセグメント情報
連結と単体を比べる指標と、事業の区分ごとの分析です。3級にはない項目なので、時間をかけます。
4. 損益分岐点分析と株価等の分析
計算を伴う項目です。公式の試験問題例で、出題の形を確かめながら進めます。
5. 公式の試験問題例を時間を計って解く
制限時間は2時間です。時間を計って解き、合格基準の70点に届くかを確かめます。
1の段階は、このサイトのビジネス会計検定3級の問題で確かめられます。2級の問題はこのサイトに無いので、2から5は公式テキストと、公式サイトの2級試験問題例(PDF)で進めてください。
試験日程と受験料
- 受験料(税込)は2級が7,480円、3級が4,950円です。
- 第39回は2026年10月18日(2級・3級)、第40回は2027年3月14日(1級・2級・3級)です。
- 第40回の一般受付は、コンビニ店頭決済が2027年1月8日から1月24日、クレジットカード決済が1月8日から1月28日です。
- 受験資格は、学歴、年齢、性別、国籍に制限がありません。
日程と申込期間は変更されることがあります。申込の前に、公式の試験日程のページで確かめてください。
よくある質問
- ビジネス会計検定2級は3級に合格していないと受けられませんか?
受験資格に制限はありません。公式の受験要項は、学歴、年齢、性別、国籍に制限がないと案内しています。3級に合格していなくても2級を受験できます。 - 2級の合格基準は何点ですか?
100点満点で70点以上です。3級も同じ70点以上です。マークシート方式で、制限時間は2時間です。 - 2級の合格率はどれくらいですか?
公式が公表した2025年度の結果では、第37回が48.1%、第38回が43.6%でした。同じ回の3級は60.0%と67.2%なので、2級は3級より合格率が低い結果でした。2回分の数字なので、難しさの目安としてだけ読んでください。 - 次の2級の試験はいつですか?
公式の日程では、第39回が2026年10月18日、第40回が2027年3月14日です。第40回は1級・2級・3級が実施されます。申込期間は第40回の一般受付で2027年1月8日からです。最新の日程は公式の試験日程のページで確かめてください。 - このサイトに2級の問題はありますか?
ありません。このサイトのビジネス会計検定の問題は3級のみです。2級の練習には、公式の2級試験問題例(PDF)と、公式テキストを使ってください。
次に知りたいこと
出典
- ビジネス会計検定試験「級別内容・出題範囲」(確認日:2026年10月25日)
- ビジネス会計検定試験「受験料」(確認日:2026年10月25日)
- ビジネス会計検定試験「試験日程・受験地」(確認日:2026年10月25日)
- ビジネス会計検定試験「受験資格」(確認日:2026年10月25日)
- ビジネス会計検定試験「試験結果・受験者データ」(確認日:2026年10月25日)