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マンションの建替え等の円滑化に関する法律・第35

マンション建替え等円滑化法①の問題(15問)

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この章で確認する論点

35章では、総会の決議事項・マンション建替え等円滑化法の目的・マンションの定義・組合の法人格・組合設立の認可を中心に15問を収録しています。正解番号だけでなく、選択肢ごとの根拠と誤りの理由まで確認します。

  • 「良好な居住環境の確保」だけを目的と考えると、防災・安全確保という目的要素を見落とす。
  • この法律独自の特殊な建物概念と考えると、区分所有法との関係性を見落とす。
  • 区分所有者の任意の集まりと考えると、組合が独立した法人格を持ち権利義務の主体になる点を見落とす。

この章で扱う条文

収録問題の解説が根拠として引用している条文の一覧です。リンク先はe-Gov法令検索の原文(解説内では該当箇所を逐語引用しています)。

マンションの建替え等の円滑化に関する法律1条2条6条9条10条11条12条20条27条29条56条

問題と解説を読む15問・答え付き

答え・解説つきで15問を読めます。自分で解いて試すには、上の「この章を解く」からどうぞ。

e-Gov逐語照合済み2026年7月時点の法令に準拠
1マンション建替え等円滑化法の目的

マンションの建替え等の円滑化に関する法律に関する次のア・イの記述について、その正誤の組み合わせとして最も適切なものを1つ選びなさい。

  • この法律は、マンションにおける良好な居住環境の確保を図ることを目的の一つとしている。
  • この法律の目的には、地震によるマンションの倒壊等の被害からの国民の生命、身体及び財産の保護は含まれていない。
  1. アー正、イー正
  2. アー正、イー誤
  3. アー誤、イー正
  4. アー誤、イー誤
解答・解説を見る

正解:2(アー正、イー誤)

正しい
第1条の文言どおりであり正しい。

マンション建替え等円滑化法第1条マンションにおける良好な居住環境の確保e-Gov原文

誤り
第1条は地震等の被害からの国民の生命・身体・財産の保護を目的に含めており、「含まれていない」とする本記述は誤り。

マンション建替え等円滑化法第1条地震によるマンションの倒壊、老朽化したマンションの損壊その他の被害からの国民の生命、身体及び財産の保護を図りe-Gov原文

ひっかけ「良好な居住環境の確保」だけを目的と考えると、防災・安全確保という目的要素を見落とす。

解説この法律は単なる建替え手続法ではなく、老朽化・地震リスクからの安全確保という防災的な目的も持つ点を押さえる。

補足第1条が「居住環境の確保」と「生命・身体・財産の保護」の両方を目的に掲げている点を確認する。

2マンションの定義

マンションの建替え等の円滑化に関する法律に関する次のア・イの記述について、その正誤の組み合わせとして最も適切なものを1つ選びなさい。

  • この法律における「マンション」とは、二以上の区分所有者が存する建物で人の居住の用に供する専有部分のあるものをいう。
  • この法律における「マンションの建替え」とは、現に存するマンションを除却するとともに、当該マンションの敷地にマンションを新たに建築することをいう。
  1. アー正、イー正
  2. アー正、イー誤
  3. アー誤、イー正
  4. アー誤、イー誤
解答・解説を見る

正解:1(アー正、イー正)

正しい
第2条第1号の文言どおりであり正しい。

マンション建替え等円滑化法第2条二以上の区分所有者が存する建物で人の居住の用に供する専有部分のあるものをいうe-Gov原文

正しい
第2条第2号の文言どおりであり正しい。

マンション建替え等円滑化法第2条現に存する一又は二以上のマンションを除却するとともに、当該マンションの敷地(これに隣接する土地を含む。)にマンションを新たに建築することe-Gov原文

ひっかけこの法律独自の特殊な建物概念と考えると、区分所有法との関係性を見落とす。

解説この法律の「マンション」定義は区分所有法の「区分所有建物」と実質的に対応する概念である点を押さえる。

補足第2条第1号(マンションの定義)と第2号(マンションの建替えの定義)の対応関係を確認する。

3組合の法人格

マンションの建替え等の円滑化に関する法律に関する次のア・イの記述について、その正誤の組み合わせとして最も適切なものを1つ選びなさい。

  • マンション建替組合等の組合は、法人格を持たない任意団体である。
  • 組合には、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律の一部の規定が準用される。
  1. アー正、イー正
  2. アー正、イー誤
  3. アー誤、イー正
  4. アー誤、イー誤
解答・解説を見る

正解:3(アー誤、イー正)

誤り
第6条第1項は組合を法人とすると定めており、「法人格を持たない任意団体」とする本記述は誤り。

マンション建替え等円滑化法第6条組合は、法人とするe-Gov原文

正しい
第6条第2項の文言どおりであり正しい。

マンション建替え等円滑化法第6条一般社団法人及び一般財団法人に関する法律e-Gov原文

ひっかけ区分所有者の任意の集まりと考えると、組合が独立した法人格を持ち権利義務の主体になる点を見落とす。

解説マンション建替組合が法人格を持つことで、組合自身が権利変換手続の当事者となり、区分所有者個人ではなく組合が事業主体として動ける点を押さえる。

補足第6条第1項(法人格の付与)・第2項(一般社団法人法の準用範囲)を確認する。

4組合設立の認可(再生合意者)

マンションの建替え等の円滑化に関する法律に関する次のア・イの記述について、その正誤の組み合わせとして最も適切なものを1つ選びなさい。

  • 建替え決議の内容によりマンションの建替えを行う旨の合意をしたものとみなされた者(再生合意者)は、単独で組合を設立することができる。
  • 組合を設立しようとする再生合意者は、都道府県知事等の認可を受ける必要がない。
  1. アー正、イー正
  2. アー正、イー誤
  3. アー誤、イー正
  4. アー誤、イー誤
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正解:4(アー誤、イー誤)

誤り
第9条は5人以上共同しての設立を要求しており、「単独で組合を設立することができる」とする本記述は誤り。

マンション建替え等円滑化法第9条五人以上共同してe-Gov原文

誤り
第9条は都道府県知事等の認可を要件としており、「認可を受ける必要がない」とする本記述は誤り。

マンション建替え等円滑化法第9条都道府県知事等の認可を受けて組合を設立することができるe-Gov原文

ひっかけ建替え決議さえ成立すれば自動的に組合ができると考えると、別途の設立行為(共同・認可)が必要な点を見落とす。

解説組合設立は「5人以上の共同」「定款・事業計画の作成」「都道府県知事等の認可」という3要素がそろって初めて成立する点を体系的に押さえる。

補足第9条の「五人以上共同して」「都道府県知事等の認可」という2つの要件を確認する。

5事業計画の縦覧

マンションの建替え等の円滑化に関する法律に関する次のア・イの記述について、その正誤の組み合わせとして最も適切なものを1つ選びなさい。

  • 組合設立認可の申請があった場合において、対象地が市の区域内にあるときは、当該市の長は、事業計画を公衆の縦覧に供する必要はない。
  • 事業計画の縦覧期間は、2週間である。
  1. アー正、イー正
  2. アー正、イー誤
  3. アー誤、イー正
  4. アー誤、イー誤
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正解:3(アー誤、イー正)

誤り
第11条第1項は市長による2週間の縦覧を義務づけており、「縦覧に供する必要はない」とする本記述は誤り。

マンション建替え等円滑化法第11条当該市の長は当該事業計画を二週間公衆の縦覧に供しe-Gov原文

正しい
第11条第1項の文言どおりであり正しい。

マンション建替え等円滑化法第11条二週間公衆の縦覧に供しe-Gov原文

ひっかけ組合設立の認可を行政の内部手続だけと考えると、利害関係者への事前公開(縦覧)という透明性確保の仕組みを見落とす。

解説事業計画の縦覧は、権利者に異議申立ての機会を与える手続的保障である点を押さえる(縦覧主体は対象地が市か町村かで市長・都道府県知事に分かれる)。

補足第11条第1項の縦覧期間(2週間)と縦覧主体(市長・都道府県知事)の振り分けを確認する。

6事業計画への意見書の提出

マンションの建替え等の円滑化に関する法律に関する次のア・イの記述について、その正誤の組み合わせとして最も適切なものを1つ選びなさい。

  • 縦覧に供された事業計画について権利を有する者が意見書を提出できる期間は、縦覧期間満了の日の翌日から起算して2週間である。
  • 意見書は、都道府県知事等ではなく組合設立を申請する再生合意者に直接提出しなければならない。
  1. アー正、イー正
  2. アー正、イー誤
  3. アー誤、イー正
  4. アー誤、イー誤
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正解:2(アー正、イー誤)

正しい
第11条第2項の文言どおりであり正しい。

マンション建替え等円滑化法第11条縦覧期間満了の日の翌日から起算して二週間を経過する日までに、都道府県知事等に意見書を提出e-Gov原文

誤り
第11条第2項は都道府県知事等への提出を定めており、「再生合意者に直接提出」とする本記述は誤り。

マンション建替え等円滑化法第11条都道府県知事等に意見書を提出e-Gov原文

ひっかけ意見書を事業主体(再生合意者)へのクレームと考えると、提出先が認可権者である点を見落とす。

解説意見書の提出先が「認可権者(都道府県知事等)」であり、事業の申請者(再生合意者)ではない点は、行政手続における第三者の異議申立ての基本構造として押さえる。

補足第11条第2項の「縦覧満了翌日起算2週間」という期間と、提出先が都道府県知事等である点を確認する。

7総会の決議事項(定款変更・事業計画変更等)

マンションの建替え等の円滑化に関する法律に関する次のア・イの記述について、その正誤の組み合わせとして最も適切なものを1つ選びなさい。

  • 組合の定款の変更は、総会の議決を経なければならない事項の一つである。
  • 組合の借入金の借入れ及びその方法並びに借入金の利率及び償還方法は、総会の議決を要しない事項である。
  1. アー正、イー正
  2. アー正、イー誤
  3. アー誤、イー正
  4. アー誤、イー誤
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正解:2(アー正、イー誤)

正しい
第27条第1号の文言どおりであり正しい。

マンション建替え等円滑化法第27条定款の変更e-Gov原文

誤り
第27条第3号は借入金の借入れ等を総会議決事項としており、「議決を要しない事項」とする本記述は誤り。

マンション建替え等円滑化法第27条借入金の借入れ及びその方法並びに借入金の利率及び償還方法e-Gov原文

ひっかけ定款変更だけを重要事項と考えると、借入れ等の財務事項も同様に総会議決が必要な点を見落とす。

解説組合の重要な財務・組織上の意思決定(定款変更・借入れ・予算等)は、いずれも総会の議決という民主的統制の対象になっている点を押さえる。

補足第27条第1号〜第10号の議決事項リスト(定款変更・事業計画変更・借入れ・予算・契約・賦課金・権利変換計画・管理規約・解散等)を確認する。

8総会の決議事項(権利変換計画)

マンションの建替え等の円滑化に関する法律に関する次のア・イの記述について、その正誤の組み合わせとして最も適切なものを1つ選びなさい。

  • 権利変換計画及びその変更は、組合の理事長の専決事項であり、総会の議決を経る必要はない。
  • 組合の解散は、理事会の決議のみで決定でき、総会の議決を経る必要はない。
  1. アー正、イー正
  2. アー正、イー誤
  3. アー誤、イー正
  4. アー誤、イー誤
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正解:4(アー誤、イー誤)

誤り
第27条第7号は権利変換計画及びその変更を総会議決事項としており、「理事長の専決事項」とする本記述は誤り。

マンション建替え等円滑化法第27条権利変換計画及びその変更e-Gov原文

誤り
第27条第9号は組合の解散を総会議決事項としており、「理事会の決議のみで決定できる」とする本記述は誤り。

マンション建替え等円滑化法第27条組合の解散e-Gov原文

ひっかけ権利変換計画を専門的・技術的な事項だから理事者に任せてよいと考えると、総会議決を要する重要事項である点を見落とす。

解説組合の存続に関わる重大事項(権利変換計画・解散)は、いずれも理事者ではなく組合員全体で構成する総会の議決事項とされている点を押さえる。

補足第27条第7号(権利変換計画)・第9号(組合の解散)がいずれも総会議決事項に含まれる点を確認する。

9総会の議事(定足数)

マンションの建替え等の円滑化に関する法律に関する次のア・イの記述について、その正誤の組み合わせとして最も適切なものを1つ選びなさい。

  • 総会は、総組合員の半数以上の出席がなければ、議事を開くことができない。
  • 総会の議事は、この法律に特別の定めがある場合を除き、出席者の議決権の過半数で決する。
  1. アー正、イー正
  2. アー正、イー誤
  3. アー誤、イー正
  4. アー誤、イー誤
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正解:1(アー正、イー正)

正しい
第29条第1項の文言どおりであり正しい。

マンション建替え等円滑化法第29条総組合員の半数以上の出席がなければ議事を開くことができずe-Gov原文

正しい
第29条第1項の文言どおりであり正しい。

マンション建替え等円滑化法第29条出席者の議決権の過半数で決しe-Gov原文

ひっかけ定足数と議決要件を同じ基準(半数)と混同すると、議事の成立と可決の要件を取り違える。

解説総会の定足数(総組合員の半数以上)と議決要件(出席者の議決権の過半数)は別の基準である点を区別して覚える。

補足第29条第1項の「定足数=総組合員の半数以上」「議決=出席者の議決権の過半数」という2段階の基準を確認する。

10総会の議長

マンションの建替え等の円滑化に関する法律に関する次のア・イの記述について、その正誤の組み合わせとして最も適切なものを1つ選びなさい。

  • 総会の議事について可否同数のときは、議長が決するところによる。
  • 総会の議長は、都道府県知事等が指名する。
  1. アー正、イー正
  2. アー正、イー誤
  3. アー誤、イー正
  4. アー誤、イー誤
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正解:2(アー正、イー誤)

正しい
第29条第1項の文言どおりであり正しい。

マンション建替え等円滑化法第29条可否同数のときは、議長の決するところによるe-Gov原文

誤り
第29条第2項は議長を総会で選任すると定めており、「都道府県知事等が指名する」とする本記述は誤り。

マンション建替え等円滑化法第29条議長は、総会において選任するe-Gov原文

ひっかけ議長を行政(都道府県知事等)が関与して選ぶものと考えると、総会の自治的な議長選任という組合の自律性を見落とす。

解説議長の選任(総会の自治的決定)と、議長の議事における役割(可否同数時の決定権)を区別して押さえる。

補足第29条第2項(議長は総会で選任)・第1項後段(可否同数は議長が決する)の関係を確認する。

11議長の議決権の制限

マンションの建替え等の円滑化に関する法律に関する次のア・イの記述について、その正誤の組み合わせとして最も適切なものを1つ選びなさい。

  • 総会の議長は、いかなる場合であっても組合員として総会の議決に加わることができない。
  • 総会は、あらかじめ通知した会議の目的である事項以外についても、自由に議決することができる。
  1. アー正、イー正
  2. アー正、イー誤
  3. アー誤、イー正
  4. アー誤、イー誤
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正解:4(アー誤、イー誤)

誤り
第29条第3項ただし書は次条の議決について例外を認めており、「いかなる場合であっても加わることができない」とする本記述は誤り。

マンション建替え等円滑化法第29条次条の規定による議決については、この限りでないe-Gov原文

誤り
第29条第4項は事前通知した事項についてのみ議決できるとしており、「以外についても自由に議決できる」とする本記述は誤り。

マンション建替え等円滑化法第29条あらかじめ通知した会議の目的である事項についてのみ議決することができるe-Gov原文

ひっかけ議長は常に議決に加われないと丸暗記すると、次条(重要な特別議決等)の例外を見落とす。

解説議長の中立性確保(議決権の原則不参加)と、総会運営の予測可能性確保(事前通知事項への議決限定)は、いずれも総会運営の公正性を担保する仕組みである点を押さえる。

補足第29条第3項(議長の議決権原則不参加+例外)と第4項(議決事項の事前通知限定)を確認する。

12権利変換を希望しない旨の申出

マンションの建替え等の円滑化に関する法律に関する次のア・イの記述について、その正誤の組み合わせとして最も適切なものを1つ選びなさい。

  • 再生前マンションの区分所有権を有する者は、公告があった日から起算して30日以内に、施行者に対し、権利の変換を希望せず金銭の給付を希望する旨を申し出ることができる。
  • 対象の権利について仮登記上の権利や処分の制限の登記があるときは、それらの権利者の同意にかかわらず、金銭の給付の希望を申し出ることができる。
  1. アー正、イー正
  2. アー正、イー誤
  3. アー誤、イー正
  4. アー誤、イー誤
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正解:2(アー正、イー誤)

正しい
第56条第1項の文言どおりであり正しい。

マンション建替え等円滑化法第56条その公告があった日から起算して三十日以内に、施行者に対しe-Gov原文

誤り
第56条第2項は利害関係者の同意を要件としており、「同意にかかわらず申し出ることができる」とする本記述は誤り。

マンション建替え等円滑化法第56条それらの権利者又は争いの相手方の同意を得なければ、同項の規定による金銭の給付の希望を申し出ることができないe-Gov原文

ひっかけ本人の意思だけで金銭給付を選べると考えると、担保権者等の第三者の同意が必要な場合がある点を見落とす。

解説権利変換を望まない権利者への金銭給付という選択肢(56条)は、第三者の担保権等の保護(同条2項の同意要件)とセットで設計されている点を押さえる。

補足第56条第1項(30日以内の申出期限)と第2項(第三者の同意要件)の関係を確認する。

13事業計画の記載事項と再生決議への適合

マンションの建替え等の円滑化に関する法律に関する次のア・イの記述について、その正誤の組み合わせとして最も適切なものを1つ選びなさい。

  • 事業計画には、再生前マンションの状況、敷地の区域、事業施行期間及び資金計画を記載しなければならない。
  • 事業計画は、建替え決議その他の再生決議の内容に適合したものでなければならない。
  1. アー正、イー正
  2. アー正、イー誤
  3. アー誤、イー正
  4. アー誤、イー誤
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正解:1(アー正、イー正)

正しい
第10条第1項の文言どおりであり正しい。

マンション建替え等円滑化法第10条再生前マンションの状況e-Gov原文

正しい
第10条第2項の文言どおりであり正しい。

マンション建替え等円滑化法第10条再生決議」と総称する。)の内容に適合したものでなければならないe-Gov原文

ひっかけ事業計画を組合が自由に決められる文書と考えると、区分所有者の再生決議に拘束される点を見落とす。

解説事業計画は区分所有者集会での決議(再生決議)を組合設立後の具体的な事業内容へ翻訳したものであり、決議内容から逸脱できない点を押さえる。

補足第10条第1項(記載事項)と第2項(再生決議への適合義務)の関係を確認する。

14組合設立認可の基準

マンションの建替え等の円滑化に関する法律に関する次のア・イの記述について、その正誤の組み合わせとして最も適切なものを1つ選びなさい。

  • 都道府県知事等は、組合設立の認可基準に該当するかどうかにかかわらず、裁量により自由に認可するかどうかを決定できる。
  • 都道府県知事等は、申請手続が法令に違反するものでないこと等、法定の基準のいずれにも該当すると認めるときは、認可をしなければならない。
  1. アー正、イー正
  2. アー正、イー誤
  3. アー誤、イー正
  4. アー誤、イー誤
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正解:3(アー誤、イー正)

誤り
第12条は基準該当時に認可を義務づけており、「裁量により自由に決定できる」とする本記述は誤り。

マンション建替え等円滑化法第12条次の各号のいずれにも該当すると認めるときは、その認可をしなければならないe-Gov原文

正しい
第12条柱書・第1号の文言どおりであり正しい。

マンション建替え等円滑化法第12条申請手続が法令に違反するものでないことe-Gov原文

ひっかけ許認可は行政庁の自由な判断で決まると考えると、法定基準を満たせば拒否できない羈束的な認可制度である点を見落とす。

解説組合設立の認可は、行政庁の自由裁量ではなく、法定基準を満たせば認可しなければならない「羈束行為」である点を押さえる(行政法の基本概念)。

補足第12条柱書の「該当すると認めるときは、その認可をしなければならない」という義務的表現を確認する。

15組合の役員

マンションの建替え等の円滑化に関する法律に関する次のア・イの記述について、その正誤の組み合わせとして最も適切なものを1つ選びなさい。

  • 組合には、役員として理事1人以上及び監事1人以上を置けば足りる。
  • 組合には、役員として理事3人以上及び監事2人以上を置かなければならない。
  1. アー正、イー正
  2. アー正、イー誤
  3. アー誤、イー正
  4. アー誤、イー誤
解答・解説を見る

正解:3(アー誤、イー正)

誤り
第20条第1項は理事3人以上・監事2人以上を要求しており、「理事1人以上及び監事1人以上で足りる」とする本記述は誤り。

マンション建替え等円滑化法第20条理事三人以上及び監事二人以上を置くe-Gov原文

正しい
第20条第1項の文言どおりであり正しい。

マンション建替え等円滑化法第20条理事三人以上及び監事二人以上を置くe-Gov原文

ひっかけ区分所有法の管理組合の役員規定(管理規約に委ねられる)と同じ感覚で考えると、この法律が具体的な員数を法定している点を見落とす。

解説組合の役員構成(理事3人以上・監事2人以上)という具体的な員数要件は、区分所有法の管理組合とは別の、この法律独自の組織規律である点を押さえる。

補足第20条第1項(理事3人以上・監事2人以上)と第2項(理事長は理事の互選)を確認する。

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