社会保険労務士試験の一般常識
社労士試験の一般常識の足切り(科目ごとの基準点と出題範囲の整理)
社労士試験は、総得点が足りていても、科目ごとの基準点に1科目でも届かないと不合格になります。一般常識は、労働と社会保険の2分野にまたがり、範囲が広い科目です。令和8年度の基準点と試験科目は社会保険労務士試験センターの資料に基づき、勉強の進め方は本サイトの編集上の目安です(確認日:2026年10月27日)。
一般常識の位置づけ:選択式は2科目、択一式は1科目
選択式:8科目、各5点、計40点
「労務管理その他の労働に関する一般常識」と「社会保険に関する一般常識」は、別々の科目として各1問(5点)が出ます。
択一式:7科目、各10問、計70点
試験概要では、一般常識は択一式の1科目(10問、10点)です。令和8年度の正答表では「労務管理その他の労働及び社会保険に関する一般常識」の名称でした。
令和8年度の合格基準点
選択式:総得点25点以上、かつ各科目3点以上
ただし雇用保険法は2点以上です。一般常識の2科目は、5点満点のうち3点を下回ると不合格になります。
択一式:総得点47点以上、かつ各科目4点以上
一般常識は10問のうち4問以上の正解が必要です。
この基準は、試験の難易度に差が生じたことから、昨年度試験の合格基準を補正したものと公表されています。合格基準点は毎年、合格発表日に公表されるため、年度ごとに確認が必要です。
一般常識の勉強の進め方(編集上の目安)
センターの試験概要には、一般常識に含まれる法律の一覧がありません。そのため、本サイトの章は、過去の出題傾向をもとにした編集上の整理です。労働分野の7章と、社会保険分野の10章に分けています。
労働分野の一般常識(第18章から第24章)
社会保険分野の一般常識(第25章から第34章)
択一式で4問以上、選択式で3点以上という基準に届かせるには、範囲を広く浅く押さえる必要があります。1章15問を解いて、間違えた章から条文の数字を確かめ直す回し方が現実的です。全体の問題は社労士の練習問題から解けます。
よくある質問
- 社労士試験の足切りとは何ですか?
社会保険労務士試験センターは、合格基準点を選択式と択一式のそれぞれの総得点と、それぞれの科目ごとに定めると説明しています。いずれかの成績が合格基準点に達しない場合は不合格です。総得点が足りていても、1科目が基準点に届かなければ合格できないため、この科目ごとの基準を一般に足切りと呼びます。 - 令和8年度の合格基準点は何点でしたか?
第58回(令和8年度)は、選択式が総得点25点以上かつ各科目3点以上(ただし雇用保険法は2点以上)、択一式が総得点47点以上かつ各科目4点以上でした。試験の難易度に差が生じたことから、昨年度試験の合格基準を補正したものと公表されています。 - 来年の合格基準点も同じですか?
同じとは限りません。センターは、合格基準点は合格発表日に公表されると説明しており、試験の難易度によって補正されることもあります。本ページの数字は令和8年度のものです。 - 一般常識で出題される法律は公式に決まっていますか?
センターの試験概要には、試験科目の名称(労務管理その他の労働に関する一般常識、社会保険に関する一般常識)が示されていますが、含まれる法律の一覧は示されていません。本サイトの一般常識の章は、過去の出題傾向をもとにした編集上の整理で、公式の出題範囲そのものではありません。
次に知りたいこと
出典
- 社会保険労務士試験センター「試験の概要」(確認日:2026年10月27日)
- 社会保険労務士試験センター「合格発表」内の「社会保険労務士試験の合格基準及び正答について」(第58回)(確認日:2026年10月27日)